アジアのヤモリ | アジアのお坊さん 番外編

アジアのお坊さん 番外編

旅とアジアと仏教の三題噺

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 以前に黒柳徹子氏が、海外の宿に泊まったらヤモリがいたのでとても気持ち悪かった、夜通し殺虫剤を持って、ベッドの隅まで追いかけたものだとTVで仰っていたのを聞いて、海外通の黒柳氏なのに、アジアでヤモリを見かけたことがないのだろうか、或いは、黒柳氏くらいの年齢の方なら、昔は日本でもヤモリをたくさん見かけただろうにと思ったものだ。

 ヒンディー語でヤモリはチプカリだが、タイではヤモリのことを、トッケーと言う。その鳴き声に由来する呼び名だが、小さめのヤモリのことは、チンチョクと言う。

 タイのお寺で修行中し始めた頃、僧坊の机に置いたガラスのコップにヤモリがはまり込んでいることなど、しょっちゅうだった。つぶらな瞳のヤモリはとてもかわいい。

 害虫を食べるヤモリはタイでは吉兆とされている。私の日本の僧坊には今年の夏もヤモリがいっぱいだが、つぶらな瞳がとてもかわいい。
 
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※写真はタイの夜店で見つけたキーホルダーです。