憎たらしい物の言い方のことを、「憎たらし口」ではなく、「憎まれ口」と言うのは、そんな物の言い方をしていると人から憎まれるからな訳で、やっぱり昔の人はうまいことを言うなあと思います。実際、世の中は、憎まれ口を叩いて周りから憎まれている人でいっぱいです。
もしも憎まれ口を叩かれたら、おんなじように憎たらしく言い返して、溜飲を下げるべきでしょうか? 或いは我慢してストレスを溜める? それとも理詰めで相手を説得して、そんな物言いをやめさせるのが、いいのでしょうか?
どちらにしても憎しみは憎しみを呼び、尽きることがありません。憎まれ口に慈悲を以って切り返しても、相手の悪い性格は、そんなに簡単に直らないのだから、こっちが馬鹿を見るだけだなどと思わずに、ぜひぜひ根気良く、根気良く、慈悲を以って対処して下さい。
きっと慈悲が相手の悪い心をを溶かすよりも早く、あなたの起こした慈悲心が、あなた自身の心を平らかにすることに気づくでしょう。慈悲こそが、何よりの武器です。
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日本人上座部僧の三橋ヴィプラティッサ比丘が訳された、タイの高僧プッタタート比丘の「仏教人生読本」は、長く絶版になっていましたが、この度、三橋師は同書の改訂CD-R版を完成されました。
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京都大将軍郵便局 局留
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それでは仏縁・法縁ある皆様よりの、ご連絡をお待ち致しております。
合掌。
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