(下記の記事以降の最新情報が、上記のリンク先にあります。2014年7月14日追記)
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日本人上座部僧・三橋ヴィプラティッサ比丘とご縁のある方には、もうお手紙が届いた頃かも知れません。タイの高僧プッタタート比丘の著作を三橋師が訳された「仏教人生読本」は、以前、6年かけて、1000部無料頒布の法施を終えられたそうで、しばらく在庫切れになっていたとのことです。
このたび、三橋師は同書を改訂した上で、インターネットを利用した頒布布教を発願されました。そしてこの法施を、もうご自身が行う最後の大きな仕事として、これでパソコンを使うのも終わりにしたいと仰っておられます。
師がブッダガヤの日本寺の駐在主任でいらした時に、仏跡巡拝のお礼状を送ってきたお坊さんが、「自分も仏寿を越えました」と書いておられたことがありました。傘寿や米寿は聞いたことがあるけれど、仏寿とは何だろうねと仰るので、ブッダが80で亡くなったから、80歳のことじゃないですかと言うと、やっぱりあなたの方が頓知が利くねえ、あっはっはと笑って褒めてくださった。今は師ご自身が仏寿を過ぎて、この大願を起こされたことを思うと、あれやこれやで感無量です。
速やかなる法施功徳のご成就を、心よりお祈り致しております。