インドの仏跡地などのみやげ物屋で、裏に名前を刻印してくれるプラスチックのキーホルダーを、近年になってよく見かけるようになった。写真はブッダガヤで購入したもの。クシナガラでも同じ形態の商品を売っていたが、観光地としての規模が小さい祗園精舎では見かけなかった。
ブッダガヤでよく見かける、菩提樹の葉にブッダの絵を描いた商品は、ブッダが悟りを開いたブッダガヤの菩提樹にちなんだ特産品かと思っていたら、例えばムンバイのエレファンタ島など、インドの全然、別の観光地でも、シヴァ神を描いた菩提樹の葉を見かけたりするので、インドでは一般的なみやげ物らしい。業者が各観光地に営業に回って来るのか、みやげ物屋が市場に出回る新製品を仕入れるのか、詳しいことはよく知らない。
ちなみにキーホルダーにヒンディー語で名前を彫るように頼んだら、英語よりも時間がかかるから、数時間後に取りに来てくれと言われたが、これも今ひとつ、理由が分からないままだ。