🎬️『ディスクロージャー・デイ』を本日初日観て来ました!
【おおまかなストーリー・キャスト・スタッフについては触れます】
スティーヴン・スピルバーグ監督の作品を映画館で観るのは『BFJ』以来10年振り。
本作は製作が開始した時にネットニュースで
「スピルバーグが久しぶりにUFOを題材にした作品を製作」みたいな書き方をしていたので、
それを読んだ時からずっと楽しみにしていました♪
それなのに7月公開の予定が10月まで延期され、
ネタバレを避ける日々が続きましたが^^;
本編上映前のCMでおいしいとこを見せられるとは(苦笑)
ボクは最初に公開された予告編は我慢できずにYOUTUBEで見てましたが、
あとは一切情報は極力遮断。
それでもサムネやネット記事タイトルが目に入ってしまうことはありましたが、
なんとかネタバレは避けることができました。
でも、タイトルの【DISCLOSURE DAY】って“開示する日”っていう意味やから、
UFOを題材にした開示する日って思ったら
大筋は分かってしまいますよね(笑)
アメリカ政府が隠蔽するUFOに関する情報がストーリーの肝になるのは想像できたし、
その情報が開示・公開される話なんやろうというところまでは想像できました。
しかし、ファーストショットが全く想像もしないノリやったから
(これ大丈夫か?)と思ったのも束の間。
どんどん引き込まれて2時間25分という上映時間を感じさせない面白さでした!
UFO ・宇宙人にまつわる情報を手に入れた男と政府の秘密組織の追跡劇のサスペンスが軸ですが、
そこにSF的趣向が交わるのが面白い!
全体的なビジュアルはわりと地味に感じましたが、
名手ヤヌス・カミンスキーによる撮影が素晴らしくて、アクションシーンもさすが!!
二ヶ所大きなアクションシークエンスがありますが、 特に列車を使ったアクションシーンは(おっ!!)と身を乗り出してしまうような面白さで、
今年80歳になるスピルバーグがいまだにフレッシュな見せ場を見せてくれるとはっ!!
もう心の中で拍手ですよ(^^)
たしか一度は引退宣言をしたジョン・ウィリアムズがスコアを書いてくれてるのも嬉しい♫
デヴィッド・コープの脚本って商業的な狙いを強く感じるイメージがあってボクは好きじゃなかったんやけど、
本作はスピルバーグが原案やからかちゃんとハートがこもった脚本になっててよかった♡
やや唐突にふとしたシーンで急に涙腺が緩んだんですが、これが自分でもよく分からなかった。
スピルバーグは観客に想像させるような演出をいくつかしていて、それで不意にウルッときたんやと思います。
このほんのワンシーンでもめちゃ可愛い女優さんが出てきたのさすが^^
チョイ役まで非常に神経が行き届いた素晴らしいキャスティングでした!
ボクは主役を演じたエミリー・ブラントのルックスは地味で好きではないんですが、
今回は設定上かなり難易度が高かったと思われる役を見事に演じていて素晴らしかったです!!
ダブル主演といえるジョシュ・オコナーは個人的には馴染みのない俳優さんで、この人も地味めな感じですが、それが本作にリアルな感触をもたらしていて良かったです。
この二人を導く重要なキャラを演じてた黒人俳優を見たような顔やと思ったら、『Micheal/マイケル』の父親役を演じてたコールマン・ドミンゴでした。ヤな感じがあった『Micheal』とはイメージ180度変わってて上手いと思いましたね。今年は俳優として当たり年やな^^
コリン・ファースも重要な役で出てますが、最初の方はファースに似てる俳優さんなんかと思ってました(笑)
ワイアット・ラッセルがわりと最近見た顔やと思ったら『ナイトスイム』に出てましたね。
カート・ラッセルの息子さんのわりにはいい意味で地味(笑)
ってか、地味な役者さんばっかりやんww
イヴ・ヒューソンっていう女優さん初めて見たけど、瞳が印象的やと思ったら、U2のボノの娘さんとか。
ダニエル・クレイグに少し似てる感じの俳優さんおったけど、ヘンリー・ロイド=ヒューズって役者さんやってんな^^
この他にも、俳優さんの名前も分からないようなチョイ役までみんなキャラが立ってたのがさすがスピルバーグ!
今にも第三次世界大戦が起ころうかという緊迫した世界を舞台にしているのは
ロシアのウクライナ侵攻以降の世界情勢をスピルバーグが意識しているのは明らか。
おそらく撮影はもう終了してからアメリカがイランに戦争を仕掛け、今や本当に第三次世界大戦の可能性が囁かれる状況になってしまっていることをスピルバーグが憂いているのは間違いないです。
ボクみたいな日本人にはピンとこない人が多そうですが、
神や宗教に対しての考えが物語に組み込まれてるのはアメリカ映画らしいと思いました。
具体的には書かずにおきますが、神について非常に興味深い考察というか、ひとつの考えが提示されていたと思います。
本作のこういう部分にとても惹かれたので、もっとこの部分を突き詰めて描いて欲しい気もしましたが、
スピルバーグは敢えてそこに余白を残しているように見えました。
だからボクは考えました。
スピルバーグが真に伝えたかったメッセージは何だったのか?と。
今日本は確実に戦争に近づいています。
それはまともに考えない大人が多いからです。
戦争に近づいてることに気づいてない人も多いでしょう。
ボクは気づきました。
スピルバーグが伝えたかったことに。
スピルバーグはボクらに「考えろ!」と伝えようとしてるんじゃないかと思います。
真実から目を逸らさず、
その真実を受け入れた上で考えろ、と。
スピルバーグはシビアな現実の危機も見せた上で
ボクたちに可能性を示してくれました。
『E.T.』が公開された頃はまだ子供で
来年還暦を迎えるボクは
今の日本や世界の情勢に絶望しそうになっています。
でも、スピルバーグはまだ夢を持てることを本作で教えてくれたんです。

























