月9ドラマ『海のはじまり』第5話・第6話
第5話は前回までと比べると
さほど盛り上がるところはありませんでしたが、
夏と海ちゃんのほのぼのとしたシーンがあって
観始めた時に期待した流れになってきたと思います。
5話で印象に残ったのは
‘髪を結う’シーンですね。
ボクには20歳と19歳の娘がいますが
髪を結ってあげたことはないし
やろうと思ったこともない。
でも、男親一人で育てるとなったら
そういうことも必要になってくるんですよね。
こういう、子育てに関する細やかな描写も入れることで、
ほんわかさせると同時に
子育ての大変さもしっかり描写している
生方美久さんの脚本は素晴らしいと思います。
夏のパパ修行が始まる第6話は
ほのぼのとしたシーンがありながらも、
水季が出産を決意した理由が語られ、
またも胸の奥に突き刺さるものがありました。
ずっと忘れられない愛しい存在がいる人にとってはたまらないシーンです。
ボクは泣けました。
初回は視聴者の反感を買うことも織り込み済みの
インパクト重視の脚本でしたが、
切ない系の王道のラブストーリーにしっかりなってきてるのがさすがというか、
計算と分かってても感動してしまいます。
まぁ 映画とかドラマはそういうもんやからね。
ここの津野には共感しました^^
一回だけ仕事の休憩中にビール飲んだことありますが、
あんな上手いビール飲んだことなかった(笑)
ここで普段は自分の意見をあまり言わない夏が
毅然と意志を示したのがよかったです。
この夏の想いこそがこのドラマのポイントにもなるからです。
弥生が中絶した過去と後悔を知ってからは
このスリーショットも心に沁みるようになりました。
奇跡のような展開に涙が出てきました。
上のチビは「偶然が過ぎるやろ」と言ってましたが^^ゞ
ドラマや映画ですら奇跡を見れなかったら
ボクらはどこで夢を持ったらいいんでしょう?
現実の生活では色んなことに追われてしまいます。
ボクがアイドルさんを応援するのは
自分が見れなかった夢を彼女たちに託しているんやと思います。
チビには「それはそれやから」と言っておきました^^
第1話では不快な気分にすらなり
ハッピーエンドなんて考えられなかった。
それでも 夏君のパパの始まりを見たいと思った。
夏君のパパは始まったばかりで
前途多難なのは目に見えています。
それでも
このドラマは―
まだ誰も見たこともないような奇跡に向かっていると思えるんです。