『Coda コーダ あいのうた』は絶対映画館で観るべき(!!!!) ずっと大切にしたくなる映画♡ | 【映画とアイドル】

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十年前の2012年には映画館に50回以上足を運んでいましたが、

映画ヲタクからアイドルヲタクにシフトしていくにつれその回数は減り

五年前の2017年は半減して25回。

2018年は15回。

2019年は5回。

2020年は7回。

そして、去年2021年は『エヴァ』『ワイスピ』『007』の新作という、

絶対観ないといけないシリーズもののみという最少の本数にまでなってしまっていました。

 

コロナの影響で、よく利用していたレイトショーが無い期間が長かったということもありますが、

ある程度待てばDVDが1000円くらいで入手できる今、

お金と時間と手間をかけて映画館まで行こうと思わせるほどの作品には滅多に出会えなくなりました。

 

 

 

 

シリーズもの以外では実に一年半ぶりに映画館で観た『Coda コーダ あいのうた』🎥

 

観に行きたいと思ったのは、

YOUTUBEで広告として流れてきたこの予告を↓見たからでした。

もう、この予告を見て2・3回ウルッときてしまって‥。

 

 

 

タレントさんを使った映画のCMにはあまり惹かれないんですが、

この⤴上白石萌音さんのCMは素直に胸に迫ってきました♡

 

 

 

 

 

 

 

女優さん目当てで映画を観ることが多いボクは

主役の高校生ルビーを演じるエミリア・ジョーンズに惹かれたのが大きかったです。

 

 

めちゃめちゃ可愛いとか、めちゃめちゃ美人とかではないんやけど、

なんとも目力のある女優さんで、

 

本作では【聴こえない親のいる、聴こえる子ども=Coda コーダ】を演じています。

音が聴こえない両親と兄の四人家族で、家業の漁業を手伝っているという設定ですが、

漁を手伝う姿もサマになっているのが実に魅力的⤴

 

見事な歌声と手話を見せるジョーンズは今年二十歳。

 

予告での直感が正しかったことは彼女をスクリーンで観てスグにわかりました。

 

子役時代から数えるとすでに十年のキャリアがあるそうで、

これからBIGな女優さんになるのは間違いないでしょう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本作ほど キャストもスタッフも知らない状態で観る作品も珍しいです。

監督のシアン・ヘダーも全く知りませんでしたが、

脚本も書いてるだけあって物語の運び方がきっちりしていてとても好印象。

奇をてらったところが全くなくて、あざとい盛り上げ方もしない。

もちろんあざとく泣かせにかかったりもしない。

でも、クライマックスでは涙がボロボロ流れました。

そこだってあざとく泣かしにかかってきていたワケではありません。

積み重ねた物語があったからこそ自然に感動できました♡

 

それにしても、音楽の素晴らしさを

派手な演出はせずとも

ここまで体感させてくれた作品は初めてかもしれません。

 

 

ボクは障害を持った人を描いた作品を観るのはあんまり好きじゃなかったというか、

どうしても自分には分からないところがあって正直苦手意識があったんですが、

ヘダー監督の見事な演出によって

音が聴こえない世界を想像できて

それによって登場人物たちに感情移入できて、

あるシークエンスでは魂が震えるほどの映画体験ができました。

感動なんてもんじゃありません。

映画館全体にあんな張り詰めた空気を感じたのは初めてでした。

これほど(映画館で観てよかった!!)と思った作品はありません。

 

 

 

本作が家族愛を描いていることは予告を見ればよく分かりますが、

実際に観るとルビーの【学園ラブストーリー】にもなっていたところが

学園モノが大好きなボクにはたまりませんでした!

 

 

この二人のやりとりが実に初々しくていいです(#^.^#)

 

 

このシーンも素晴らしかった♪♪

 

 

 

 

あと、ルビーの才能に気づく先生との師弟愛もイイ感じに描けていたのがよかった♫

 

 

 

 

キャストがとにかくみんな素晴らしくて、

役名もわからないような面々まで実に個性的で良い役者さんたちが揃っています。

 

 

 

特に凝ったビジュアルとかじゃないんですが、

物語を的確に伝えようとしているかのような撮影も素晴らしかったです!

 

 

パッと見特殊な家族に見えても、

そこで描かれる家族の問題は

実はどこの家庭でも普通に起こることばかりです。

 

 

 

 

ルビーの進路が大きなポイントになるので、

高3の娘がいる父親の立場として観てもリアルに感情移入できるところがありました。

 

 

 

 

 

生活していくことの厳しさ、仕事で稼ぐことの難しさをきちんと描けていたのもよかったです。

こう書くと、あれこれ詰め込んでいるように感じられるかもしれませんが、

あくまでも主人公はルビーであって、

そこの軸がぶれないからストーリーも実によくまとまっています。

登場人物のキャラクターに映画らしいスパイスは効かせながらも

物語自体はいたってシンプルで大きな驚きもない。

でも、だからこそクライマックスは自然に胸に迫ってくるんです♡

 

 

 

 

映画館でマスクをすることにも慣れましたが、

マスクはオッサンの泣き顔を隠すのにも有効なことに気づきました(^^ゞ

 

 

映像の迫力を楽しめる作品が劇場のスクリーンに相応しいと思っていましたが、

こんな、こじんまりしたようなドラマ作品で

こんなにも映画館での鑑賞をオススメしたくなるのは初めてです。

 

 

 

 

 

あっ!

最初にジョーンズちゃんはめちゃめちゃ可愛いとか美人ってワケじゃないとか書きましたけど、

いやいや、終盤のジョーンズちゃん、本当にキレイでした☆

物語とともに主人公も女優さんも成長する、

“本物の映画”とはそういうものやと思います。

 

 

 

 

 

ルビー=ジョーンズちゃんの魂の歌声を一生胸に焼き付けたいなら

映画館へ!!!💨💨💨

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パンフレットも⤴“本物”です^^

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハート照れルンルンラブラブ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈追記〉

ジョーンズちゃんの歌声が頭から離れず、

映画を観てから二ヶ月近く経ったのにサントラ買いました^^

CD化されてるのは日本のみだそうなので、

お好きな方は今のうちにGETしといた方がいいかも?

 

 

 

 

嬉しいことに

アカデミー賞の作品賞・助演男優賞・脚色賞を受賞しました!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

助演男優賞は固いと思っていましたが、

作品賞までとるとは正直思っていませんでした(^^ゞ

 

まだ上映されていますので🎥

本作は是非映画館で観て下さいビックリマークビックリマーク

 

映画館でご覧になれば

なぜ映画館で観るべきやったか分かるハズです^^