DIE ANOTHER DAY (2002) ➂
リー・タマホリ監督のことは知らなかったし作品も全く観たことがなく、
それまでのフィルモグラフィーを見てもピンとこなかったので、
本作での起用には不安しかなかったんですが、
アヴァンタイトルを観てその不安は吹き飛びましたね!
ホントに007のプロデューサーの選択眼は凄いと思います。
だからこそ長年シリーズが続いてるんやと思います。
この女性は半分趣味でやってたんかな?(笑)
悪玉の父親であるムーン将軍が良識ある軍人というキャラクターにしたのは、
北朝鮮を悪者にしながらも、バランスに配慮した設定になっていてよかったです。
演じたケネス・ツァンは短い出番でも印象に残る演技をしていて
大味な本作の脇をちゃんと締めてくれているのがいいです。
中国の諜報員3人を殺して捕まっていたザオ(リック・ユーン)との捕虜交換で解放されたボンド。
マイケル・マドセン兄貴がw登場したのが嬉しかったですねー!
彼が演じるダミアン・ファルコはアメリカ国家安全保障局NSA所属。
NSAとはアメリカ国防総省の情報機関にあたるそうです。
ブロスナン=ボンドではお馴染みになったチャールズ(コリン・サーモン)の再々登場も嬉しかったです。
ボンドもチャールズの顔を見て少しホッとした?^^
14ヶ月お酒飲めなくても体質改善しないボンド(笑)
M(ジュディ・デンチ)からダブルオーナンバーの剥奪を告げられ、
やっと監禁・拷問から解放されたのに正にゼロの状態になってしまったボンド。
だからこそ本作は、ここからのボンドの巻き返しに胸が躍ることになります♫
クビになった直後でもこの余裕w
14ヶ月監禁されてたワリには恰幅がいいですがw
瘦せ細っちゃってたら、こんなにスグには復活できないですからね^^
どんな状況でも堂々としてるのがボンド^^
正に今までに見たことないほどのドン底にいったんは堕ちたボンドが
復活するからこそのカタルシス!!!↓↓
髭を剃っただけでこのイイ男ぶり
太股のホルスターといえば『消されたライセンス』を思い出します。
冒頭にかってない酷い扱いを受けた(少なくともそれまでのシリーズでは見たことないほど)からこそ燃える
ボンドの復讐心
ザオを仕留めるためなら中国の諜報員も味方。
やっぱりサービスしてもらえばよかったかも(?)とボンドが思っても不思議はないですw
だって14ヶ月監禁されてた直後なんやから相当‥ww
早くも完全に‘ミスター・ジェームズ・ボンド’に復活してるところがさすがブロスナン!
ザオにとどめを刺す気マンマンです
JAMES BOND WILL RETURN