『エヴァンゲリヲン新劇場版:Q』公開時の初見から4回目の鑑賞までの感想の変化。 | 【映画とアイドル】

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『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の新たな公開日が今月の8日に決定したので

久しぶりに前作にあたる『エヴァンゲリヲン新劇場版:Q』を観ましたCD

 

その感想を書く前に、八年前、映画館で初めて観た時からの感想を振り返りたいと思います。

当時はmixiで書いていたので、そのまま転記しますメモ(一部、絵文字は変更してます)

自分自身、当時どんな感想を抱いていたのか興味があったので久しぶりにmixiを開けて読んでみたら、

初見ではガッカリしたくせに四回も観に行ってて、徐々に感想が変わっているのが自分で読んでて面白いところがありました。

こうして何年も前の自分も振り返ることができるのがブログのいいところやとあらためて思いましたね。

 

では、初見の感想から✑

‘友人まで公開’にしてるのは批判めいた感想になってしまったからです。

 

【2012年11月17日更新】

 

 

エヴァンゲリヲンは新劇場版になったことで、生き物になったと思う。
旧版とリンクしているようでも全く新しい展開を見せ、全く予断を許さない。

エンディングにはもちろん恒例の次回作の予告があったが
おそらく今回の予告の映像は本編には出ないだろう。

『Q』もそうだったからだ。
『破』の最後の予告で膨らませた想像が虚しいほど
全く予想だにしない展開で、予告映像も全く使われてなかったと思う。
それで予告と言えるのか…!?

ボクが思うに、庵野監督はフトした思いつきで本作を作ったのではないか?
そう思うほど突拍子がない展開はキャメロンの『エイリアン2』の冒頭を彷彿とさせたが、
キャメロンは自身の大胆な発想にきっちりオトシマエをつけていた。
しかし本作のそれは心地いい刺激などではなく、
戸惑いを誘発し、その大胆なアイデアを物語に活かせてない展開は
退屈さすら感じさせるものだった。
正直2・3回ウトウトしたが、三年待ち焦がれた作品に眠気を誘われたのは少なからずショックだった。
それは、自分が無意識のうちに本作のストーリーの破綻を感じとっていたからだと思う。

冒頭の設定は驚くほど大胆なのに
中盤以降は旧版の表現方法を変えてるくらいにしか見えなかった。
初っぱなで驚かされたから、どんな展開になるのかと期待したら、
『破』で男気を見せてくれたシンジは昔のままで、まぁ、それは最後の展開に向けて必要なことなんやけど、それにしても行動が短絡的過ぎないか?
もっとカヲルとの描写を丁寧に描くべきではなかったのか?
もしカヲルがこれで最後ならあまりにも期待外れ。
TV版のカヲルの方がよっぽどいい。

ミサトとリツコをあんなキャラにして、次はどうするつもりなのか?

そして、個人的に今回最大のガッカリはアスカと2号機が活躍するシーンが多いのに、カタルシスが感じられないことだ。
復活のカタルシスを味わえないどころか、
アスカが嫌な女にしか見えない。
そのわりに宮村さんの声は妙に子供っぽくて違和感があったのも困った。
もっとヒドイのはマリの描き方で、単なるアスカの相棒扱い。
結局、『破』でマリを登場させたのは単なる思いつきやったんか?!と思うほど、キャラクターの掘り下げゼロ。

『破』で大胆な展開を見せたのはいいが
広げた大風呂敷をうまくまとめられず
突飛な展開にすることで、大傑作であった『破』に対するオトシマエから逃げたようにすら見える。


まぁ“外す”のも 庵野エヴァの常とう手段ではあるが、
今回は意図的に外したと言うより、単に脚本の失敗にしか見えない。
「失敗」は言い過ぎかもしれないが、少なくとも構成はマズイと思う。
キャラの描き方は明らかに失敗。
いくら繋ぎの章だとしても、最低限の描き込みはするべきで、多くの観客が見る劇場版については当然なされるべき配慮が本作には全くない。

テンポもアクションの見せ方もいいが、必要なことを語らずして
テンポとアクションを良くしても、鑑賞後の満足感は得られない。
いつから普通のロボットアクションアニメになったんや?ww


タイトルに‘今日の’感想と書いたのは、
絶対にもう一回は観に行くからで、その時はまた感想が変わってる可能性があるからです。


【エヴァは生き物である】と書いたのはそういうこと。

エヴァは庵野監督の気分次第で変化するし、
観る人間によっても変わる。 
観るタイミングでも変わる。



だから、この『Q』に対する自分の中での本当の答えの探求は
今日、始まったばかりなんです―。





【2012年11月26日更新】

 

 

昨日、『エヴァンゲリヲン新劇場版:Q』の二回目を観てきました!

EVAイベントやってるファッションビルにあるシネコンで⤵


まぁ、だいぶ落ち着きましたね。
面白いといえば面白いし、一級品であることは確か。
でも「好き」ではないかな。まだ。

やはり『旧劇場版』を復習しないことにはしっくりこない気がします。


今回の鑑賞で嬉しかったのは、初回で抱いてしまったアスカへの嫌悪感が拭えたこと。
これは大きい!!

やはり冒頭の宮村さんの声には違和感が残ったが、これはDVD発売時に再録される可能性があると思うので、そこでの改変に期待。


鋭い方は一回の鑑賞で気付いてはりましたが、
一見どぎつい本作のアスカではあっても、シンジへの愛情が垣間見える部分がありました。
マリの一言がそれを上手くあらわしてるところもありましたが、
特にラスト、シンジをエントリープラグから助けるシーンは
動作こそ乱暴であれ、そこにはアスカらしい愛情表現を感じることができました。

初回の鑑賞では『破』のアスカと比べてたんやと思います。
しかし、旧版のアスカの続きと捉えたら確かに自然です。

この『Q』が旧劇場版の続編であるというのは間違いないですね。

ただし、シンジは明らかに『破』の続きであるところがややこしいというか戸惑いをもたらすわけで、
『破』を引きずるボクみたいな観客は、シンジに感情移入することになるんですね。
だからといって、クライマックスの行動には共感できないのが辛いところでしたが、
今回は分かった上で観たせいか、初見の時ほど短絡的には見えず、
シンジが純粋に可哀想に見えましたね。
まぁ、あのまま男気のあるシンジで登場したら本作で完結するしかなさそうやし、
ここで、旧版のシンジに戻したのは、
新たな物語として決着をつけるのではなく、
多くのファンからも批判・否定的な反応を受けてしまった旧劇場版
『まごころを、君へ』に対する答えを、その続編を描くことでストレートに表現しようとしているように見えます。

だから『序』→『破』の流れと完全に分岐して、
『旧劇場版』→『Q』になっている。

この流れがいずれ交わるのか、それとも二つの世界が並行して描かれるのか、
それは分かりませんが、現時点では、その両方の時間軸を行き来できるのはシンジだけに見えます。
さすがに主役ということでしょうか!?


ボクは謎解きが苦手で、そういうのが好きでもないんですが、
悔しいかな、これは本来のエヴァの姿なんですよね。

【アスカ=2号機が大活躍する】という点では満足してもおかしくはないのに、
やはり“14年後”というプロットと、あの戦艦みたいなヤツへの違和感は拭えませんでした。

実はパンフレットもまともに読んでないので、みなさんへのコメも含めて、
これからまた少しずつ考察していきたいですね。

映画で‘考察’とか面倒臭いコト、好きじゃないんやけど(笑)






【2012年12月15日更新】

 

 


『エヴァ:Q』3回目観てきました!
(年明けてからでもいいかなぁ~)って思ってたんですが、
マイミクさんのつぶやきで本日からアスカのポストカードが配布されることが判明!!
こりゃ行くしかないでしょ!
 

 


しかしエヴァの余韻に浸りたい時に、通勤ラッシュ以上の電車に押しづめ状態とは辛すぎる電車汗


おっとww話が逸れましたが
3回目の『Q』は一番楽しめました♪
楽しんだというより感動したというか切なくなったというか…

初見では嫌悪感すら抱いたシンジにシンクロ率100%とかww
「バカ! シンジらんない!!」(爆)

でも、今回は本当にシンジに感情移入できました。

『破』の続きとして観ると、シンジだけなんです。『破』のいいところを引きずってるのは。
だから、ボクみたいに『Q』に戸惑った人間ほど、シンジに共感できるのかもしれない。

最初は行動に考えが無さすぎるように見えたけど、
久しぶりに目覚めた世界が14年後で、自分は憎まれている存在。しかも信頼していたミサト、
心配していたアスカにまでも…。

 



どこにも行き場がなくなったシンジが、レイの導きや、唯一の友達になれたカヲルの言葉から行動を起こすのは凄く自然に見えました。

その結果があれやから悲し過ぎる。

 



2回目と今回、一緒に行った連れの感想で気付いたんですが、
(なんじゃこれ…)と思ったミサトの変貌ぶりも、
物語展開に沿って冷静に見ると、じつは超カッコイイことが分かる!

 

この姿に違和感ありまくりでしたが⤴


実は、ミサトはミサトらしかった!! いや! 指揮官としては更に高みに達したとも言える!!

 

 



これは
どう見ても ミサトさんだ!!!


しかも、シンジを忌み嫌ってるように見えても、
最後の「シンジ君…」という一言には、昔と変わらない愛情が聞きとれる。

それに、首輪のボタンを押せなかったシーンの超絶カッコイイアングルときたらっ



 

 

 


シンジはウジウジしてるイメージがあったりするけど、
実は、いったんこう(!)と決めると、突っ走るところがある💨

それが間違いだったとしても、14歳とはそういうもの。

見た目は14歳のままでも、14年という歳月で大人になったアスカに
ガキ呼ばわりされるのも仕方がない。

しかし、アスカはそんなシンジだからこそ、なおさら心配でもあるんだろう…。
ラストシーンでなんだか切なくなったが、シンジを助けてくれるのは、やっぱりアスカなんじゃないかと思った。

ふたり、そして レイの行き着く先に安息の地があることを願うことしか、今はできません。




 

 



やっぱり アスカ好きです(*^_^*)

 

 

 

 

 


【2013年1月12日更新】

 

 

 

 

 




『エヴァンゲリヲン新劇場版:Q』四回目行って来ました!
多分もう最後です(^^ゞ
基本期待外れやった作品を四回も見ることなんて異例ww
それは二回目以降の方が楽しめたからなんですが♪
さすがに五回目はないかな?

まぁ、三回でもよかった気はしますが、
入場者プレゼントのマリのポスカが欲しかったし、
期間限定オープン中のエヴァストアにも行きたかったんで^^


マリのポスカダウン

イイ感じですねアップ




やっぱり、謎解きっぽいとこは解らないというか、
“作品の流れ”を楽しんだ感じですねブルー音符

ぶっちゃけカヲル君とシンジ君の中盤部分が一番睡魔に襲われやすいんですがしょぼん
今日はそのあたりで前の席のニイちゃんが携帯をパカパカやり出して📱ひらめき電球
ムッとしてむかっ 怒りで目は爛々としてました👀メラメラ

結局今までで一番中盤部分をしっかり見て(笑)
初見では物足りなく感じたカヲルとシンジのやり取りに納得できましたね。
あれ以上やったらしつこいし、作品の中で順当な配分やったと思います。


三回目と同じく、ボクは完全にシンジにシンクロしてましたね。
やはり『破』が忘れられない身としては
唯一『破』の出来事を引きずっているシンジの心情が一番しっくりくる。

14年後という設定を受け入れることはできるようになりましたが、
やはり違和感は完全には拭えないから…。

 


観れば観るほど、アスカがしっくりくるのも嬉しいところ。

特にラスト、シンジをエントリープラグから出して立たせて、
手を引くところは本当にアスカらしい。

今日はそこでなんか ジ~ンとしたなぁ







『巨神兵』も4回観てw愛着が沸いてるんで!?



500円のガチャやっちゃいました⤴





 

けっこう イイ感じかも~~🎵
 




 

上矢印以上ですメモ

 

好きなシリーズものは初見でガッカリした作品でも

だんだん好きになるのがボクの性格のようです(笑)