CHARLIE'S ANGELS FULL THROTTLE (2003)
前作の大成功を受けて製作費もさらにデカくなって、まさに勢いに乗って製作された感じで
ボクはたしか初日に観に行ったんですが、映画館の熱気もけっこうあったと記憶しています
でも、結論から言ってしまうと期待外れやったんですが
まぁ 前作が面白かったゆえの期待の大きさからのガッカリ感と言えるかな(^^ゞ
前作は一見フザけているようで実はストーリーや見せ方がしっかり考えられていた
まっとうな作品やったんですが←
その続編である本作は敢えて悪い言い方をしてしまうと
前作の大成功でマックG監督と製作陣が調子に乗って作ったのはいいけど
調子に乗り過ぎてw楽屋落ちレベルのお笑い描写になってしまっている点がなんだか残念やったかな(^_^;)
まぁ前作が大好きな身からすると、そういう楽屋落ち的なノリも一概に嫌いにはなれないんですけどね(^^ゞ
今回はそういう期待外れな点も踏まえた上で久しぶりに観たから
初見で感じたようなガッカリ感は無くて、予想以上に素直に楽しめました(^^♪
ガッカリしたとは言いつつ、本作をたまに観たくなるのは
出だしのアクションが最高なんですよ
‘アクション映画は出だしが肝心’と思ってるボクからしたら本作の掴みは最高
あえてCGバリバリなのを強烈にアピールする有り得ないアングルが最高です🎥
ボクは実写に見せかけようとするCGアクションは好きじゃないので
本作のこういう振り切り方は好き!!
序盤のバイクのシーンもそういう意味で振り切ってて
まさに冒頭から全開=フルスロットル なのはよかったんですが、
そのアクションの勢いがラストまで続かないのが勿体ないんですよね~。
デミ・ムーアの気合いの入った悪役演技はよかったんですが^^
3人にはやっぱり敵いませんw
クリスピン・グローヴァーが再登場してくれたのはラッキーでしたが♪
最期がアッサリ…(;^_^A
むしろ光ったのはカメオ出演のブルース・ウィリスやったかもw
いかにも『ダイ・ハード』然としたキャラクター造形には燃えましたね🔥
クライマックスのプレミア会場の賑やかさは本作らしくていいんですが、
そこからのアクションが盛り上がりに欠けるから、
結局尻つぼみなイメージになってしまいましたね。
前作はクライマックスでヘリを使ったアクションを見せてくれたから
今回は戦闘機くらい出してほしかったな(笑)
まぁ小言は言いながらもw
ノリノリのキャメロン・ディアスは相変わらずイイ感じやし😍
そもそも細かいことツッコむような映画でもないしね
オリジナルキャストのジャクリーン・スミスを美しく登場させて
ちゃんとリスペクトしてるのも好印象(^_-)/
前作に続いてモトリー・クルーがかかって🔥
ボン・ジョヴィとLOVERBOYの使い方もノリノリ
今回も音楽の使い方が最高なので
前作の音楽がツボやった人はまた楽しめるハズです
考えたらマックG監督はCM畑から映画に来た人やから
今回は長編作品としての整合性よりも
自分が好きな映像をノリで詰め込んだのかもしれません🎥^^
だから観る側のこっちもこのノリに乗ったモン勝ちですww
ただ、今回はドリュー・バリモア演じるディランのドラマパートは昔より胸に響きました
ドリューはプロデューサーとして主役のおいしいところはキャメロン・ディアスに譲って、
ルーシー・リューにもちゃんと見せ場を配しつつ、
ストーリー的な要は自分がおさえるという^^絶妙なプロデューサーぶり!!👍
今更ながら、このメンツでもう1作観たかったなぁ~()なんて思いました