THE LIVING DAYLIGHTS (1987) ✑⑫
【ダルトン=ボンドのカッコよさを追求するブログです】
アヘンを積んだ飛行機を奪うことに成功したボンド(ティモシー・ダルトン)と
愛の力で突っ走って!?飛行機に乗り込んだカーラ(マリアム・ダボ)^^
ここからのネクロス(アンドレアス・ウィズニュースキー)との一騎打ちが本作のクライマックスといって間違いないです!
かなり追い詰められるボンド‥!!
今にも獲物を仕留めんとしてる時のこんな表情こそ悪玉の右腕らしい!
やはりコイツは根っからのワル!!
ここでのカーラの行動はこれからのアクションのお膳立てというか、
ハッキリ言ってご都合主義みたいな流れですが(^^ゞ ボンド映画においては問題ナシ!!^^
‘凄いスタント・アクションを見せる’という目的からスタートして脚本を作ったようなノリの007の方がボクは好き!
リアルな設定から物語を練ったら、ボンド映画でボクが見たいアクションは見れなくなってしまう。
ボクが007で見たいアクションはまさにコレ!!!
命懸けの空中スタント!!!!
『オクトパシー』のクライマックスの空中スタントも凄かったですが、
右腕との一騎打ちという点においては本作の方が断然盛り上がる!!
さすがのネクロスも「NO!」と、命乞いみたいな言葉を叫ぶが
ダルトン=ボンドに情け容赦などあるはずもない。
『ムーンレイカー』を彷彿とさせる、まさにジョン・グレン監督が得意とする空でのアクションシーン!
グレン監督の編集マン時代からのキャリアが花開いた空中スタント!
クライマックスにこそこういうスタント・アクションを見たいと思う007ファンの誰もが満足したはず!!
ホンマにアンドレアスを飛ばしたとしか見えないwこれもグレン監督らしいカット!
戦いのシーンが終っても、危険極まりないスタントであることが伝わってきて怖いくらいです。
珍しく疲れた表情になるのも仕方ないと思わせるほどの死闘でした。
ダボの演技がかわいい(^_^)
ここらへんのシーンもスケール感があっていいし、往年のボンド映画によくあった敵の巨大基地での攻防と違って、画面に常に動きがあるからボクは本作のこのクライマックスの戦いが好きなんです!
このカットも素晴らしい!
カムラン・シャー(アート・マリック)とボンドに、短い時間でも信頼感が生まれたところがよかったです^^
このミニチュアのシーンも素晴らしい出来!
やっぱり人の手で苦労して作って撮ったであろうシーンはこっちも気持ちが入ります!!
政治的なことはこの際置いておいて、ムジャハディンが登場したことで
物語的にもアクション的にも幅が広がったと思います。
美男美女過ぎるやろ♡♡w
かなりのピンチなのに、さんざん修羅場をくぐってきたボンドやから
(またか‥)程度のリアクションなのがいいです^^ゞ
ボンドといる安心感からか、カーラもさほど焦ってない(笑)
並みの映画なら二人とも滝汗かいてるハズです(;゚Д゚)ww
考えたら、アヴァンタイトルのアクションと似てると言えなくもないな。パラシュート使ってるとこは^^
このカットも何気に臨場感ある!
飛行機が墜落・爆発するシーンをワンカットで撮ってるようなのも凄い!
ここのミニチュアワークも素晴らしいです!!
ボンドが飛行を奪ってからの一連のシーンはまるでクリフハンガー的なハラハラドキドキの連続で見事なクライマックスになりました!!
ん~!! これでこそボンド映画!!!
偶然でしょうが、ここで車がガタゴト揺れるのが、二人の心が弾んでるのを表現してるようです🚙^^
並みのアクション映画ならここでエンディングですがw
ボンドには片を付けないといけないことがまだあります^^
次がクライマックスです(何回クライマックスあるねんw)―