『JAWS』 ブログ④
海洋学者のフーパーが登場。
演じるリチャード・ドレイファスは小柄な俳優さんですが、それが いい個性になってます。
大男を前にしても負けない^^
今さらですがwこんなトコに↑ワンちゃん乗せる?ww(^^ゞ
サメの専門家を登場させることで、展開が より締まりましたね。
フーパーの知識は、サメに興味を持った観客の知識欲を満たす助けになっています。
本作を見て 子供心に海洋学者に憧れたものです^^
サメを捕獲したと浮かれているところで、犠牲になった少年の母親が登場するタイミングも絶妙。
ブロディはちゃんと警告しようとしたのに、それを母親に言わなかったのは、
たとえ市長に止められたからとはいっても、結局は署長としての役目を果たせなかったことへの自責の念があったからなのは間違いないでしょう。
ブロディの真面目な性格も、本作の物語では重要な要素です。
今回細かく画像を拾ってみて、あらためて感心したのは
スピルバーグが、昔はシネスコって言ってたかな? 横長のワイドな画面をきっちり活用してるシーンが多いんですよね。
なんとなく観てるシーンのひとつひとつにも、スピルバーグがこだわっているのがよく分かりました。
ここからが↓大好きなシーン!
人食い鮫の怖い映画でこんなホッコリするシーンを観れるとは!!
自分も子供の時は どんな気持ちでこのシーンを観ていたのかは思い出せませんが(^^ゞ
観れば観るほど味わい深い、素晴らしい名シーンです。
家庭の大切さを描写することが得意なスピルバーグらしいシーンですね。
『ジョーズ4/復讐編』で このシーンが再現されていたのには感動しました。
評価されてない続編ですが‥。
フーパーが子供の頃の経験がもとでサメにハマったという設定も説得力あり。
ボクがこの作品をきっかけに映画にハマったのと同じですw
そういえば、今さらですが ボクは原作も読んだんですが、細かいデティールはほぼ覚えてないので、
本作がどこを脚色しているのか? 細かい部分は分かりません。
大まかな変更点はウィキペディアとかにも書いてありますが。
船が苦手で よくアミティに来たな;^^
人間という美味しい餌を見つけたサメが、アミティに居座るであろう恐怖。
サメは消化が遅いというのも本作で得たサメ知識。
フーパーが金持ちで 船を所有している設定も面白いです。
なぜ金持ちなのか?というバックボーンをわざわざ説明しないところもいい。
本作にはとにかく無駄な部分がありません。
45年くらい前でも、ハイテクっぽい探知機があったんですね^^
フーパーはお喋りで軽いイメージもありますが、実は骨太な男。
でないと、サメがいる可能性が高い海になんて潜れないでしょう。
この フーパーのキャラクターが好きなんですよね~!
パッと見と実際のキャラのギャップというか、内に秘めた芯の強さに惹かれます。
フーパーを小馬鹿にしていたオッサンの無残な姿。
ココは音楽の効果もあってビックリしましたね!!><;
この見せ方もスピルバーグらしい残酷さです(^^;)
続きます―✑