レニー・ハーリン監督『エクソシスト ビギニング』が描いた悪魔より恐ろしいもの。 | 【映画とアイドル】

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EXORCiST THE BEGiNNiNG (2004)

 

 

本作はタイトル通り、言わずと知れたホラー映画の名作『エクソシスト』の前日譚。

 

 

 

 

【ネタバレ:本作をお好きな方は読まないほうがいいかも】

 

 

 

 

 

 

 

 

もう だいぶ前にDVD買って見てたんですが、

寝オチしてもうてw序盤の記憶しかありませんでしたがww

ここのところ映画ブログモチベが上がってるので、再挑戦しましたCD目

 

 

今回も寝オチしてまいましたが汗

再々チャレンジしてw最後まで見ました!(^^ゞ

 

まぁ そんな感じなんで、正直さほど面白くはなかったんですがw

一時期は一番好きやった監督、レニー・ハーリンの作品なので、

ハーリンらしい演出ポイントを含めて振り返りたいと思います。

 

 

 

 

 

寝オチしたとはいってもwオープニングの映像は印象に残っていて、

ここはホラー映画らしからぬスケール感があって、

いきなりハーリン監督らしさを見れるのはいいです!

 

ただ、ストーリーに引き込むほどの力がないので眠くなってしまったんです;^^

 

 

 

『エクソシスト』のメリン神父が信仰心を捨て、神父を辞めていた設定で、

そのメリンが発掘作業に協力することになった アフリカにある教会遺跡周辺で事件が発生。

ただし、見てるこっち側は最初から悪魔の仕業と分かっているのでw

サスペンス的には盛り上がりません。

 

ただ、そこはハーリン監督も分かっているところなので、

ビジュアルでインパクトを与えようとする演出が所々にあるのがいいです。

 

 

 

 

当初監督していたポール・シュレイダー版の出来が地味やったから

スタジオの意向で ハーリン監督で撮り直したという経緯があるので、ある意味納得の演出。

 

しかし、今となっては シュレイダー版も見てみたい気もします。

 

 

遺跡のセットがなかなかの完成度で、外観のCGもいい感じなので、

映像的に見応えがあります。

 

 

 

第二次世界大戦末期のアフリカという舞台をしっかり再現できているのがさすが。

ホラー映画でありながら、こういう部分にきっちりお金をかけているのはいいですね。

 

 

 

 

メリンを演じるのは『ドラゴン・タトゥーの女』で印象深いステラン・スカルスガルトで、これは適役。

今となっては 彼の息子が『IT』のペニー・ワイズを演じているのも、ホラー・ファンには面白い縁^^

 

 

 

ヒロインを演じてる女優さんが何処かで見たことある気がしてたら、

『007 ゴールデンアイ』でボンドガールやったイザベラ・スコルプコやったと今さら知ってビックリ!!w

最初見た時はよほど早くから寝オチしてたんか‥;^^

 

しかし、好みのタイプじゃなかったら ボンドガールですら思い出せないのはw自分らしいですww

 

 

 

 

 

 

 

 

本作におけるエクソシズム=悪魔祓いで面白いポイントは、子供も一緒に祈るシーンがあるところ。

ここは目新しかったので、いっそのこと最後まで一緒にやってほしかったかも。

子供に一緒に悪魔祓いをさせるなんて不謹慎に見えるかもしれませんが、

普通では到底敵わない悪魔相手に 純粋な子供の心で対抗するのはアリやとボクは思いました。

 

 

 

 

結局 一番恐ろしいのは人間‥

そう考えさせられるラストに本作のメッセージを感じました。

 

 

 

 

 

一度は背を向けた神に助けを請い、悪魔に打ち勝つことができたメリンが神父に戻るのは必然。

 

 

 

ラストシーンを観て、一作目の『エクソシスト』を無性に観たくなったのは

本作が前日譚としてちゃんと作られていた証拠。

 

 

 

 

 

 

 

このTシャツ着て一作目観るか‥(ライブかよw)