ロバート・マッコールのキャラクターで魅せ切る『イコライザー2』 | 【映画とアイドル】

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【ネタバレも含みます】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ボクは〈ヴィジランテ=自警団〉〈必殺仕置き人〉モノが好きなので、

デンゼル・ワシントンが最強の仕置き人ぶりを見せてくれた『イコライザー』の続編である本作を楽しみにしていました♪

 

 

 

 

 

まず、1作目のように 主人公のキャラを説明する必要がない分、

冒頭からマッコールの処刑人ぶりを見れるからワクワク!

 

今回は上映時間が前作より10分ほど短くなっていて、それでもちょうど2時間くらいはあるんですが

相変わらず長さを全く感じさせなかったのは流石でした。

 

本作を観てまず思ったのは、前作のようなスタイリッシュな映像ではないな、という点で、

これは エンドクレジットで撮影監督がオリヴァー・ウッドと分かって納得w

ウッドはボクの中では『ダイ・ハード2』のイメージが強くて、いわば大味なイメージw

決して悪くないし、『フェイス/オフ』も撮ってるからアクションを撮るのは上手い人なんですが、

前作とは随分と映像が変わっった印象なのは事実。

まぁ、二作連続でカッコつけてばっかもアレかもしれんしw このアプローチも許容範囲やったんですが、

今回は、ストーリー展開には正直ノリきれなかったですね。

 

それは 続編におけるアプローチでボクが嫌いなパターン

“前作の登場人物を殺すことで物語を動かす”展開になっていたからです。

わりと最近でコレをやっちゃったのが『96時間』の三作目でしたが、

さすがにアレみたいに酷くはないです(笑) でも、なんか ガッカリしたのは事実w

 

それと、(コイツが裏切り者やったらありがちやな~)って思ってたらホンマにそうやったり‥ww

 

とにかく今回の脚本はステレオタイプ過ぎるというか、まぁ 考えたら前作もそうやったかもしれんけど

本作が前作より決定的に劣るのは悪役のキャラ設定と役者ですね~‥。

前作のマートン・ソーカスが素晴らしかっただけに、本作の役者さんには正直ガッカリしました。

 

それでも【今度の敵はイコライザー】というキャッチコピーに期待してたし、

イコライザー同士のタイマンバトルかと思ってたら、敵はなんと複数!

こりゃクライマックスは盛り上がるゾ(!!)と期待してたら、そうでもなかった…ww

 

いや、 戦いのシチュエーションと映像はなかなか面白かったし、

その対決する場所の意味合いもよかったんですが、もっと盛り上げて欲しかった気はしたかな(^^ゞ

 

編集のコンラッド・バフは『ターミネーター2』などを手掛けた名編集マンなので、

全体の流れはよかったです。

 

 

 

 

 

 

マッコールは敵が悪党でも、よほどでもなければ‘選択の機会’を与えるところが好きなんですが、

この設定が 前作を通して見ても一番活きたシークエンスがあったのがよかったし、

前作のクロエちゃん演じた歌手を夢見る少女と同じ立ち位置の黒人の青年とマッコールの交流を丁寧に描いてくれてたのは凄く良かった!

前作のクロエちゃんは途中全く出てこなかったけど、今回 アシュトン・サンダース演じる青年はストーリー展開にしっかり絡むので、本作一番の見どころはココでしたね!

 

マッコールは身近な人たちにすごく優しくて、

特に未来のある若者を導いてあげようとするところが本当にいい。

本作で一番胸が熱くなったシーンもその部分でした。

 

 

 

 

 

 

まぁ 不満も書いてしまいましたが、

ロバート・マッコールのキャラクターはますます好きになったので、

是非とも三作目を作って欲しいです!

 

 

 

 

次はマッコール自身が、自分の未来の希望を見い出して欲しいな。