JAWS THE REVENE (1987) 『ジョーズ ’87 復讐篇』 ブログ✑④
本作はこのポスタービジュアルのイメージに尽きますね!
クライマックスは、サメに家族を奪われたエレン(ロレイン・ゲイリー)の正に復讐劇!
海で仕事をしていくからには、サメの恐怖をトラウマにはできないという
マイケル(ランス・ゲスト)の行動には説得力あります。
『MEG ザ・モンスター』のユーザーレビューでは
「デカいサメがいると分かってる海になんで入るんだ?」との批判が数多くありましたが、
みんな陸に逃げちゃったら、海の恐怖が描けないでしょ?w
あとは軍隊に任せても面白くないやんww
そもそも〈サメ映画〉に理屈を持ち込むこと自体が個人的には野暮やと思ってます。
ここからの、ビーチでのパニック描写は
1作目を彷彿とさせる、ジョセフ・サージェント監督渾身の演出!!
サメが大胆に登場するのは最高やねんけど、
サメの肌がカラッカラに乾いてるように見えるのだけは気になるw
このショットは怖いですよね~! 目の前で人がサメに食われている恐怖!!!
こういう描写もサージェント監督は抜かりがないです。
孫娘をも狙われてエレンの怒りも頂点に!!
ここらへんのクライマックスの流れは無駄な溜めがないのがいいです!
一気にクライマックスへとなだれ込みます!!
そもそも本作の大きな魅力のひとつは、91分というコンパクトな上映時間にもあるんです。
こういう俯瞰的ショットも〈サメ映画〉、ひいては〈モンスター映画〉の基本!
このショットは何気によく撮れてると思います!
エレンの船を襲撃するサメに、ホーギー(マイケル・ケイン)とマイケル(ランス・ゲスト)が乗ったセスナがかぶる、クライマックスに相応しいショット!!!
スタントを要する着水シーンもしっかり実写で見せてくれます。
ホーギーが死んだと思って息子を責めるエレンがすっかり恋する女になってるのもいいです^^
ね(笑)
ジェイク(マリオ・ヴァン・ピーブルズ)は最後まで軽い感じでよかったw^^
ホーギーも(笑)
ジェイクは思い切りのよさもいいね!!ww
やられっぷりもよいwww
ストレートな食われるシーンは〈サメ映画〉ファンとしては上がる!
このフラッシュバックはいやが上にも盛り上がりますね~!!!
最高に盛り上がるんやけど、
ここからのシーンがファンの間では物議を醸しているというか、
劇場公開版とソフトでは違うんですよね。
ボクは劇場公開版の、船のマストで‘刺し殺す’という決着のつけ方が最高に気に入ってんけど、
なぜか サメが爆発してしまう死に方に差し替えられてて残念‥。
このシーンは‘流用’というより、1作目への‘オマージュ’と受け取れるんですが―。
食われてなかったwwww タフどころじゃねえわ(爆)
1作目のロイ・シャイダーとリチャード・ドレイファスもこんな感じでしたね^^
組み合わせ全く違うけどw
サメとの試練を完全に乗り越えたブロディ家、いいエンディングです^^
〈サメ映画〉〈モンスター映画〉でありながら、
“年配の未亡人の人生再生物語”になり得ているところが非常に秀逸な作品(!!)とボクは思ってます(^^ゞ
最後の最後まで‘楽しいパイロット’のホーギーww^^
マイケル・ケインは本作に「金目当てで出た」みたいな発言をしてて、本作のことをよくは思ってないみたいですが、マイケルみたいな名優が新キャラで登場したから本作は面白くなったと思います。
〈サメ映画〉らしからぬ爽やかなエンディングが好きですね♫(*^.^*)
夕日の海のショットでのエンドタイトルは『2』を思い出しますね。
新しい恋人と飛び立ったエレンは、サメはもちろん
海ともオサラバですね!!^^
『THE MEG』で最新のサメ映像を見た後でも、
やはり、ボクにとって本作は《大好きなサメ映画》であり、
神的作品である『ジョーズJAWS』の続編として、愛すべき作品なんです(▰˘◡˘▰)