シュワちゃんが最も追い詰められた敵!?《プレデター》はまさにハンター!! | 【映画とアイドル】

【映画とアイドル】

『007』『スター・ウォーズ』『エヴァンゲリオン』
『魔法にかけられて』

カラフルスクリームゆうか【ミスiD2021CHEERZ賞】
叶星のぞみ(五代目KONAMON)
菅原未結(KRD8)

PREDATOR (1987)

 

 

 

 

この第一作の続編にあたる新作の日本公開が決定したので、

復習も兼ねて観ましたCD

 

 

『エイリアン VS~』も含めて、シリーズ全作映画館で観てるので 新作も気になるところ。

 

 

 

 

本作は『ターミネーター』でスターダムにのし上がって一番勢いがあった頃のアーノルド・シュワルツェネッガーと、本作のあと『ダイ・ハード』でブレイクするジョン・マクティアナン監督の、今思えば豪華なコラボ!!

 

『ダイ・ハード』以降は いわゆる‘ノンストップ・アクション’がアクション映画の主流になって、マクティアナン監督の演出は‘アクション映画の流れを変えた’と言っていいほどのインパクトがありましたが、

今観ると、劇場映画二本目の本作にして すでに‘ノンストップ・アクション’ばりの緊張感が全編にみなぎっているのが素晴らしいです!

 

 

下手に思わせぶりな演出はせずに、オープニングで ‘宇宙からの刺客’が来襲したことを観客に知らせたのが正解。観客は冒頭から‘いつ宇宙人が出てくるのか?’というハラハラを抱えながら観るので

緊張感が全く途切れません。

 

 

 

 

もう三十年前の映画ですから、爆破もヘリも本物ドンッドンッ

臨場感タップリなアクションで、シュワちゃんの強引過ぎる捕虜奪還作戦もw気になりません^^

 

本作の本当の面白さは むしろ中盤以降の‘追い詰められたシュワちゃん’にあります。

 

 

 

‘未知の敵’の存在に気づいたことによって、それまでのイケイケの軍人ぶりから一転。

これほど シュワちゃんが冷や汗かいてる作品はそうはないハズです;^^

 

 

シュワちゃん主演やと他の俳優がかすむこともありますが、

本作の特殊部隊のメンツはある意味シュワちゃん以上に強烈!!

 

 

 

『ロッキー』でお馴染みのカール・ウェザースに、

 

同じくシュワちゃんの『コマンドー』でインパクトのあったビル・デューク。

 

 

『ウォリアーズ』のソニー・ランダムもプレデターばりに異様な存在感。

 

これほど屈強な男たちが揃った特殊部隊なんて観た記憶がない。

スタローンの『エクスペンダブルズ』くらいかw

 

そういえば本作のなかで、シュワちゃんの部隊が“エクスペンダブルズ=消耗品”と呼ばれているシーンが今さらながら興味深かったな^^

 

 

 

 

 

プレデターの顔を初めて見た時、劇中のシュワちゃんと同じく「なんて醜い野郎だ」と思ってw

進んでいる装備を持ってるのに(見た目は下等動物やな‥)みたいに思った記憶がありますが^^ゞ

この顔も慣れましたね(笑)

 

 

今では 御大スタン・ウィンストンの仕事として、愛すべきキャラクターのひとつになってます^^

 

 

 

 

見た目と違ってw コイツらなりの〈武士道〉も感じるしね。

 

 

 

プレデターの魅力ってまさにそこやと思う。

ハンターとしてのそれなりの美学があるんよね。狙うのはあくまでも‘兵士’。

つまりは同じ穴のムジナしか狙わない。

 

 

 

いつもなら‘最強ぶり’を見せつけてカッコよく終わるシュワちゃんが

ラストで見せた 疲れ切った顔がずっと印象に残ってた。

それだけ プレデターは強いということ。

 

 

 

 

トンデモ設定の中で リアルな戦いを描き切ったマクティアナン監督はやはりアクション映画のセンスに長けてると実感!!

マクティアナン監督の007を観てみたかったなぁ~!^^

 

 

 

 

本作の特殊部隊のメンツが濃い、と書きましたが、

その中では目立ってなかったシェーン・ブラックがなんと 新作の監督!

彼が監督した『アイアンマン3』は正直好きではなかったけど、

彼が脚本を書いた『リーサル・ウェポン』シリーズは面白かったので、ストーリーに期待したいところ。

本当の意味で‘第一作目をよく知る’ブラックが その続編でどういうプレデター像を見せるのか?

注目ですね!