『007 美しき獲物たち』 A VIEW TO A KILL (1985) ブログ④/6
今日で ロジャー・ムーア氏がなくなってちょうど一年が経ちました。
今年は、ロジャーがボンドを演じた最後の作品になった本作を振り返っていますが、
来年あたりは、初めて彼がボンドを演じた『死ぬのは奴らだ』を振り返りたいと思っています。
KGBのゴゴール将軍(ウォルター・ゴテル)にも高飛車な態度のゾーリン(クリストファー・ウォーケン)
時おり見せる 少しエキセントリックな感じの笑い方が独特で、
本当に試験管人間、クローン人間に見えるところがミソ。
ここらへんの設定も当時の旬な話題を上手く取り入れてますね。
ここで まだスターになる前のドルフ・ラングレンがチラッと登場するのは有名な話。
ゾーリンが悪玉としてイイのは、目的や手段が明確なところ。
ビジネスマンライクなところも分かりやすい^^
シリコンバレーが出てくるのも、当時の社会状況を思い出しますね。
悪玉の基地に こういうトラップがあるのもお約束ですが^^
本作が際立つポイントのひとつは―
それが飛行船というところ!
グレース・ジョーンズは歌手が本業やと思いますが、
こんなサングラスが似合うのは、さすが モデルもやってただけのことはあります!
James Bond@007
There is only one May Day. #MayDay https://t.co/pXUd6Z8dWl
2018年05月01日 20:51
ヘアースタイルもインパクトあるわ!!w
飛行船のシーンの臨場感が素晴らしい!!
クローン技術は当時の最先端の技術のひとつで、倫理的な問題も取り沙汰されていたので、
ゾーリンの設定は本当に上手いと思います。
クローン人間を扱った『ブラジルから来た少年』という名作もありましたね。
ムーア=ボンドはやっぱり こういうシーンがないとね!(*^-^*)
タニヤ・ロバーツはボンドガールに相応しい美人ですが、
ムーアとは年齢が三十歳近く離れていたから、恋愛の要素は皆無w
しかし、グレン監督になってからは アクションに より重点を置くようになったから、
これは確信犯的なキャスティングやと思います。
ボンドガールとのアバンチュールよりも、グレン監督はアクションにこだわりたかったのかと。
親子ほどの歳の差があったからこそw
ボンドがボンドガールに手料理をもてなす珍しいシーンが見れます^^
「キャッシュ・ド・キャビネ」なんて 当時初めて聞きました(^^ゞ
だそうです(笑)
ボンドガールのショットをこういう感じに美しく撮るのは、シリーズの伝統みたいなとこありますね^^
このごろは無いかな?
今の時代、こういうセリフをサラッと言えるのはボンドくらいかも(^^ゞ
娘みたいな年齢の女性には?手を出さないボンドw^^
ステイシーが市役所に勤めていた時の このボーダー柄の服は、ボンドガールとしては珍しいカジュアルな感じが好きなんですが^^ ほんの数シーンしかないですw
当時 二人付き合ってたっけ?w
続きます✑
JAMES BOND WILL RETURNE