SHE’S THE MAN (2006)
コレ、日本ではビデオスルーやったと思うんですが、似たようなタイトルの他の映画からいただいた
イージーな邦題にガッカリしつつも、
アメリカで公開されていた時から気になってたので、廉価版が出てスグGETした記憶がありあます
原題がストレートに示す通り、女の子が男の子に扮装するドタバタなんですがw
学園モノの王道な作りで🏫 ボクの大好物
イキのいいキャストに、ノリのいい音楽、それになにより、
ヒロイン役のアマンダ・バインズちゃんの魅力爆発で
日本で公開されなかったのが今さらながら悔やまれるほど面白いです(^.^)
サッカー大好きな バインズちゃん扮するヴァイオラが、女子サッカー部の廃止と
‘女は男には勝てない’的な、元カレや先生の言葉に反発して
双子の兄に変装して男子サッカー部に入部するというストーリーは 一見 ただのドタバタに見えますが、女と男の立場を入れ替えることによって初めて見えてくることがあって、
学園ものコメディでありながら、なにげに奥が深いのが本作の大好きなところです
それに なんといってもバインズちゃん
男になってもwあくまでも可愛いんですがww
それでも、まわりが男と信じてしまう設定を受け入れられたのは
バインズちゃんの演技があってこそ!!
見ているうちに(こういう奴おるよな)って思えてきますw^^
ヴァイオラのルームメイトで サッカー部のエース デュークを演じるチャニング・テイタムは
本作出演時はまだデビュー間もない頃でしたが、今では第一線のスターになりましたね!
ここで巻き起こる三角関係・四角関係は
ヴァイオラが男のフリをしてるからこそ起こるものという展開がすごく面白い!!!!
ヴァイオラが男として生活することによって、女でありながら 男の本音を聞けてしまうところがミソw
(男ってホンマどうしようもないな‥)と、同性ながら思ってしまうシーンもありますが(^^ゞ
そういう男の本当の部分を女のヴァイオラが知ってしまうところこそが本作の面白さ!
だからといって 男のしょーもない部分だけを見せるんじゃなくて、
一見スポーツバカのデュークが実は繊細な心の持ち主だったところを見れるシーンがすごくイイ!!
そんなデュークを好きになってしまうヴァイオラの気持ちがよくわかります(*^.^*)
学園コメディなのに、男女差別というなかなか大きなテーマをさりげなく描いているところが秀逸な
これは隠れた傑作やと思います!!!👍
バインズちゃん、十年ほど前から女優業はやってないみたいですが、
いつか 大逆転のシュートを放ってくれる日を待っています💘
「男として聞いたあなたの言葉は―
女である私の心に響いた」💖