本作の本広克行監督といえばボクにとってはナンとっても『7月7日、晴れ』!!
仲里依紗ちゃんの『時をかける少女』を観るまでは、『7月7日~』が日本映画で一番好き(!!)と言い切れるほど大好きな作品でした。いつになったらDVD化されることやら…。
ボクは本広監督の作品はその『7月7日~』しか観たことないので、彼には‘ロマンティスト’のイメージがあります^^
そんな、自分が持っていた本広監督のイメージと本作は全く違って、
とにかく、アクションアクション
アクション
だから、ボクがいい意味で持っていた監督のイメージは全く感じられませんでしたが(^^ゞ
前の日に観た『ブレラン』がまったくもってアクション不足やったから(まぁ そういう映画なんですがw)
まわりくどい説明はあえて取っ払って‘アクションに特化した’作りを素直に楽しめました
これほど‘アクション濃度が高い’映画は洋画を含めてもそうないと思いますね!
アッと驚くようなアクションシーンがなかったのは少し残念でしたが、亜人の超能力が発揮されるアクションは面白かったです。
冒頭から最後までとにかくアクションの連打 なので、
アクション映画好きとしては満足
しかも、これを日本映画がやってくれたのが嬉しかったですね
ハリウッドではタブーと思われるようなテロのシーンがあったのには少し驚きました;^^
命をリセットし続けることができる新人類=亜人を演じる佐藤健のアクションはさすが!
対する綾野剛にはアクションのイメージはボクはなかったんですが、こちらも見事でした!
綾野の右腕を演じる城田優も亜人らしい存在感があって、亜人の主要キャラがハマったのがよかった!
原作は全く知らないので、先入観もありませんしね^^
そして、今回のお目当て川栄李奈ちゃん
📺ドラマの『フランケンシュタインの恋』と『僕たちがやりました』で、女優さんとしてのイイ味を出していた李奈ちゃん。 ドラマは彼女目当てで観始めたワケじゃなかったけど、本作は彼女目当てでした🎬👀
政府の役人の秘書役ですが、護衛も兼ねているのがミソ!
そのルックスからも、李奈ちゃんにアクションのイメージはなかったんですが、
スーツ姿でのアクションがキマってました👍
外ハネの髪型と涙ホクロで原作のイメージに近づけてたんですね!
亜人同士の戦いには個人的には正義も悪も感じませんでした。
それぞれが自分の心の声に従って戦っていたと思うけど、それがよかった。
大義名分を背負うと戦いはややこしくなる。
その点本作のシンプルさは実に気持ちがよかったです。
ボクが一番応援したのはもちろん泉ちゃんです
ちなみに李奈ちゃん、「私、絶対に死にたくないので亜人になりたいです」、だそうです(笑)