リドリー・スコット監督『マッチスティック・メン』の裏主役!?はアリソン・ローマンちゃん! | 【映画とアイドル】

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MATCHSTICK MEN (2003)

 

 

 

 

 

 

『エイリアン:コヴェナント』であらためてリドリー・スコットの凄さを再認識したので、彼の監督作を観たくなりましたが、よくよく振り返ってみると、実は観てない作品が多いことに気づきました;^^

だから スコット監督作で所有してるDVDもほとんど無かった‥w

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この『マッチスティック・メン』は彼のフィルモグラフィーにおいては決して目立つ作品ではない気もしますが、『スペル』でアリソン・ローマンちゃんにドハマリしてたからw持ってましたCD^^

 

 

 

ローマンちゃんは、天才詐欺師ロイの14歳の娘役なんですが、このロイのキャラクターがまず面白い。

精神異常ともいえる極度の潔癖症で、それを演じるニコラス・ケイジはさすがの演技!

この頃は B級映画専門みたいな感じになってますが、またヒット作に恵まれてほしいです。

 

 

 

そのロイの相棒フランクを演じるサム・ロックウェルも上手い役者さんですが、ローマンちゃんは

そんな芸達者な二人を相手に伸び伸びした演技を披露!

当時、まだ注目を浴びたばかりの新進女優やったとは思えないほどの存在感を発揮しています!

 

 

食べ方が無邪気でイイw^^

 

 

 

ロイが妻が妊娠中に離婚していたから、娘のアンジェラとは初対面という設定が見どころ。

いきなり14歳という多感な年頃の娘を持つという展開は、我が娘も来年14歳になる今の方がより面白かったです^^

ここでもロイが異常なまでの潔癖症という設定が活きて、ナニをやらかすか分からないwアンジェラとのやりとりが笑えますww

だから本作はコメディ的要素も強くて、スコット監督の振り幅の広さに感心しましたね!

 

 

 

もう ローマンちゃんがとにかく可愛くて(*^.^*)

ボクにとってはローマンちゃんの【アイドル映画】のようでもありますカチンコドキドキ

 

 

 

アンジェラがロイの詐欺師としての仕事に興味を持つ展開が面白い。

 

 

 

娘の詐欺師としての才能にロイが興奮するのが、フツーの親子ものとは違う面白さ!

 

 

 

最初は【犯罪映画】、もしくは【コメディ映画】みたいな感じでしたが、この ロイとアンジェラのやりとりがメインになるので、まるで【家族映画】のようなノリになってくる意外さが楽しい♬

 

 

 

 

 

しかし そこはリドリー・スコット監督(^^ゞ

そのまま 和やかに終わるワケはありません(笑)

 

 

 

 

 

 

 

危険な状況に追い込まれるスリリングな展開を挟みながら、

ガチな親子のドラマみたいなノリになってくるのも見もの。

 

 

 

やはり 本作は実は親子の絆を一番に描きたかったのか?と思っていたら―

 

 

 

 

そのままスンナリとは終わらないのがwスコット監督流!?(^^ゞ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ローマンちゃん、実生活で母親になってからは、女優業を引退状態なのが惜しい‥。

 

 

 

 

 

注意ココから先はネタバレ画像アリ》

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ローマンちゃんは 公開当時、すでに24歳やったから、実は十歳もサバを読んでたトコが凄いんですが、

彼女の 子供になりきった演技の凄さが実は一番大きな〈詐欺〉であったことが分かった時、

本作は【家族映画】なんて甘いモノではなく、やはり【詐欺師の映画】だったことが分かった瞬間、

スコット監督に(してやられた!!)と思って唸るハズです^^

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、最後の最後にもう1つ、意外なシーンを観て 意外な余韻に襲われた時、

スコット監督の魔術と、人生の魔法の両方にかけられる✨✨

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これは本当に‘気持ち良く騙される’映画なんです