リドリー・スコット監督の衰えぬバイタリティ全開!!『エイリアン:コヴェナント』 | 【映画とアイドル】

【映画とアイドル】

映画『007』『スター・ウォーズ』『魔法にかけられて』
アニメ『アン・シャーリー』

アイドル
STELLASTELLA・花森咲【近代麻雀水着祭2025初出演】
カラフルスクリームゆうか
KRD8・菅原未結
新章 大阪☆春夏秋冬
叶星のぞみ

 

 

全米公開から四ヶ月も待たされましたが、初日に行って来ました!

 

『エイリアン2』を初日に観に行った時は、大阪梅田の北野劇場(当時)でやってて、

ナビオ阪急の前にズラッと列ができてたのを鮮明に覚えています。

 

1作目は一番好きなSF映画と言っても過言ではないくらい大好きなので、

そのリドリー・スコット監督が描く『エイリアン』は特別。

今回は前作『プロメテウス』と違って、タイトルに『エイリアン』が入るほど明確な前日譚。

『プロメテウス』もシリーズのDNAをきっちり受け継いだ作りになっていたので、その続編に当たる本作をずっと楽しみにしていました。

 

なんとなく観てたら分からなくなる可能性もあるので?w

本作の舞台は『プロメテウス』の十年後であることを踏まえた上で観た方がいいかと思います。

『エイリアン』の二十年前であることも踏まえておいた方がいいかな。

 

最新技術で描く宇宙船とかの描写はどうしても新しく見えるので、『エイリアン』の前日譚と分かっていながらも、ビジュアル的にはヘンな気がしなくもないですw

 

公開されたばかりなので、ストーリーの細かい点には触れずに書きますが、

劇場に行かれる方は、なるべく予備知識が無い方が楽しめると思います。

ボクは観ていて、(予告見るんじゃなかった‥)と後悔しましたから ^^ゞ

ただし、ストーリーの核心は上手く隠していたので、予告を見た方でも新鮮に観れるハズです。

 

 

 

 

 

 

 

グッズが豊富⤴

 

 

 

【ココからは観てない方は読まない方がいいかも】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

予告である程度は予測していましたが、本作はけっこうグロいシーンが散見されるので、

まるでホラー映画を観ているようでした^^

でも 考えたらスコット監督の『エイリアン』は紛れもなく‘SFホラー’でしたから、この『コヴェナント』も紛れもなく‘エイリアンの映画’なのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

『プロメテウス』がわりとキレイにまとめられていたので、予告で感じた本作のアプローチは意外な気もしていましたが、本編を観ると、予想以上のグチョグチョぶりに(笑) スコット監督が本当に撮りたかった

‘『エイリアン』の前日譚’はこっちであったことがよく分かります。

ボクに言わせれば、本作は『プロメテウス』の続編というより、スコット監督が本当に描きたかった‘忌まわしいエイリアン誕生の瞬間’を描いた、これこそ真の前日譚なのです!

 

 

 

 

 

展開にはツッコみどころもありますが、本作は明らかに‘エイリアンを見せるための作品’なので、おぞましいエイリアンを見ていたら、ツッコミどころも気にならなくなってきます。

 

 

 

 

今回のヒロインを演じたキャサリン・ウォーターストンは写真を見る限り、前作のノオミ・ラパス以上に地味な印象でしたが、実際に観ると 段々良く観えてきて、そこは彼女の演技力が引き込んでくれたと思います。考えたらシガーニー・ウィーバーだって美人じゃないしw こういうヒロインも本シリーズの伝統なのかもしれません^^

 

 

 

 

前作に続いてアンドロイドを演じるマイケル・ファスベンダーはさすがの演技。本作ではアンドロイドの立ち位置が今までのシリーズで最も大きいところが賛否分かれる可能性はあります。

 

本作を観て、今さらながら本シリーズの重要な要素がハッキリしました。

 

もちろんまずは【エイリアン】【強いヒロイン】、そして【アンドロイド】です。

この3つは今までのシリーズ全てに共通する重要な要素。

アンドロイドの部分をどう捉えるかが本作の評価の分かれ目になりそうです。

 

それについてはいずれ書きたいと思いますが、

とりあえずボクとしては、エイリアンのグロいシーンを堪能wできただけでも充分楽しめました^^

 

 

 

誤解を恐れずに言うなら「リドリー・スコットの悪趣味が全開した作品」とも言えると思います。

もちろん褒め言葉ですよw

 

クライマックスのくだりなんか、今年で八十歳とはとても思えないパワーがみなぎっていて、

その盛り上がりで、それまでのツッコミどころまで吹き飛ばしてくれた感アリ!!^^

 

正直、自分が本当に期待していたストーリーではなかったと思いましたが、

エンドクレジットが終わって席を立って劇場を後にする時、ボクは妙にニヤけていましたw

「最高やった!」「面白かった!」と声を大にして言うような作品ではありません。

でも不思議とニヤニヤしてしまってたww

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エイリアンのグチャグチャなシーン、ちょいブスでもタフなヒロイン、アンドロイドの活躍―

 

そう、この『コヴェナント』はまぎれもなく【エイリアンの世界観】なんです。

 

 

 

『スター・ウォーズ エピソード1』を批判する声も多かったですが、

ジョージ・ルーカスが描いた映像は紛れもなく【スター・ウォーズそのもの】やったからボクは大好きでした。

今回の『コヴェナント』にも同じような感覚を抱いてます。だから好き^^

 

 

今日は予告編の最初に、ちょうど三ヶ月後に公開される『スター・ウォーズ 最後のジェダイ』が流れてテンション上がりました。

『エイリアン』『スター・ウォーズ』の新作をこの歳になって観れるとは―(!!)

 

そりゃ、いつまでたっても中学生気分が抜けないワケですね(笑)

 

そんな、大人になれない大きなお友達ならw『コヴェナント』は楽しめるハズ!?

 

スコット御大が描くエイリアンの勇姿は^^ シリーズのファンならスクリーンで堪能しましょう!!

 

 

 

 

 

 

 

あっ、あと 本作を観たら 来月公開のリドリー・スコット製作総指揮『ブレードランナー2049』も無性に観たくなりました! 理由は観たら分かるかな?w