キアヌのアクション映画最高傑作は『スピード』!!!! | 【映画とアイドル】

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SPEED (1994)

 

 

先日観に行った『ジョン・ウィック:チャプター2』で、

映画館で久々にキアヌ・リーブスの素晴らしいアクションを堪能したので、

長いこと観てなかった『スピード』を観たくなりました。

 

 

 

 

 

 

 

いやぁ~~  面白かった!!!(≧▽≦)

 

なんか、映画館で初めて観た時の興奮がよみがえりました!!

 

 

 

観た後スグ、これまた久しぶりにサントラも聞きました(^^♪

 

 

 

このごろ 昔のアクション映画を観ると凄く面白かったりするんですよね。

それも二十年くらい前のやつ。

この『スピード』も早いもので公開されてから23年。しかし、古臭くなるどころか、

CGでアクションを誤魔化さなかった時代のガチのアクションに胸躍ることよ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

バスに爆弾が仕掛けられるというプロットがまず有名ですが、

実は冒頭のエレベーターでのアクション、それに、クライマックスの地下鉄暴走のアクションまであって

三段構えのアクション映画になっているところも見もの!!!

 

昔は冒頭のアクションの必要性をいまいち感じてなかったけど、

悪役ハワードがバスを狙った動機付けとして重要やったことに今さら納得。

このエピソードがあったから、金目当てのハワードの目的に復讐が加わって、

それがさらにアクションを熱くしてる!!

 

 

 

 

キチガイ演じさせたらサイコーな大御所デニス・ホッパーはさすがの怪演ながら

(ジジイやん)と少し思ってたけど、ジジイであることにもちゃんと意味がある。

躊躇なく邪魔者を殺したり、目的遂行のためには全く迷いがないのが悪役として素晴らしい。

 

 

 

 

 

現場に駆けつける時点ですでにぶっ飛ばし過ぎなwトコから最高!

もう、このワンシーンですでに本作のアクション映画としての本気度を感じます。

 

あと あらためて感じたのはマーク・マンシーナの音楽の素晴らしさ♪

どんなに凄いアクションでも ダサい音楽が重なったら興ざめやけど、

本作はスコアがアクションシーンをさらに熱くします!!

 

 

 

今回久しぶりに観て、キアヌ・リーブス演じるSWAT隊員ジャックのアクションヒーローとしての素晴らしさを強く感じました。

50歳過ぎても鋭いアクションを披露しているキアヌですから、まだ30歳くらいでバリバリのこの頃のアクションが最高なのは言うまでもないですが、ジャックはそのアクションだけではなく、頭のキレがイイ!!

最初から最後まで的確に機転を利かすジャックに今さらながら唸りました!

 

キアヌの活躍だけでも充分見応えがありますが、本作が真の傑作になったのは、

バスの乗客で、そのハンドルを握ることになるヒロインがもう一人の主役として大活躍するから!

 

 

 

 

本作でブレイクを果たしたサンドラ・ブロック演じるアニーはアクション映画史に残るヒロイン!

主役のキアヌ・リーブスが出演しなかったのに続編が作られたのは、このアニーのキャラクターがそれだけ大きな存在感を放っていたからです。

本来サブキャラのヒロインがアクション映画の主役になった稀有な例やと思います。

 

 

アクション主体やから人物描写を掘り下げるまでの時間はないのに、さりげない描写でアニーら乗客の個性を際立たせた脚本も見事。

特にアニーは登場シーンからすでに好感の持てるキャラクターとして上手く描けてて、

だから バスを運転するハメになるアニーを応援したくなる。

アニーに感情移入することでハラハラドキドキ度も倍増!!

 

 

 

極限の緊迫状態の中でも、ジャックとアニーのやりとりに恋の予感がするのもマル〇^^

 

 

 

次々と機転を利かして危機を乗り越えるジャックをサポートする部隊・警察の仲間たちの動きも機敏で、

ジャックの一人舞台になってはいないところもイイ。

 

特に隊長を演じたジョー・モートンはこういう役が似合う役者やから本作でもバッチリ!!

ジャックの相棒を演じたジェフ・ダニエルズもいい味出してる。

 

 

 

いい味といえば、ジャックがバスに乗ろうとする時に巻き込まれてしまうニイちゃんを演じたグレン・プラマーがチョイ役ながら強烈な印象を残して、続編にも登場しましたね^^

 

 

この、ジャックがバスに乗ろうとするくだりのアクションとサスペンスも最高でした!

 

 

 

 

キアヌって、『ジョン・ウィック』でもそうでしたが、カースタントもけっこう自分でやってるんですよね!

ホンマに凄いと思う!!

 

 

 

 

 

 

 

キアヌがめちゃカッコよかったから、G-SHOCKも流行ったんですよね~!時計

‘スピードモデル’って言って売ってたくらいやからね^^

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まさに、走り出したら止まらない(!!) アクションとサスペンスが最高でした!!

 

本作のスタイルがその後のアクション映画に大きな影響を与えたのは間違いありません。

 

 

 

 

ヤン・デ・ボン監督が初監督作とは思えない手腕を発揮しますが、

彼は撮影監督の名手やったから、どのシーンの構図もバッチリきまってるのが流石です!

 

いまだに製作費の問題で流れた 彼の『ゴジラ』を観てみたかった気がします(^^ゞ

 

 

 

 

 

ジャックが的確な判断をするから、一見ムチャなことでも納得して観れるところも脚本の上手いところ!

 

 

 

 

編集の上手さもあって、この大ジャンプも素晴らしいアクションシークエンスになってました!

 

 

 

 

 

3000万ドルという、ハリウッドでは低予算で作られたのが信じられないほどの完成度の高さ!!!

爆破シーンも迫力満点で、金かけてもCGでやることが増えた昨今の映画人に観てもらいたい。

今 本作を作ったら1億ドルはかかるでしょう。いや、もう よ~作らんのちゃうか?

 

 

 

 

 

 

 

このシーンもいいですね~! 音楽も盛り上がる♫

 

 

 

「異常な状況で結ばれた男女は長続きしない」

これは↗名セリフといっていいんじゃないでしょうか^^

 

 

 

 

ホンマに長続きしなかったみたいですが(笑)

キアヌもまだまだ若いし、今からでも本作の続編をキアヌ主演で作って欲しいなぁ~。

 

 

 

 

 

 

 

ホンマに最後の最後までぶっ飛ばしてくれた本作!

 

 

 

エンドクレジットでかかるビリー・アイドルの♪SPEED も最高にぶっ飛んだナンバーで💨

エンドタイトルまでスピードを緩めない最高のアクション映画!!!

 

 

 

キアヌのアクションといえば『マトリックス』を連想する方が多いでしょうが、あれはSF。

 

 

 

 

 

 

 

 

キアヌ・リーブス最高のアクション映画は『スピード』!!!

と、断言いたします。