『ジョン・ウィック』はキアヌのアクション美学が炸裂する復讐劇!! | 【映画とアイドル】

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JOHN WICK (2014)

 

 

 

 

続編の公開が明日に迫ったので、予習のために観ましたCD

 

 

 

 

 

 

主人公が‘愛犬が殺された復讐’をする作品というのがインパクトあったんですが、

犬好きの人にとっては犬が家族同然なのは理解しつつも、少し強引な設定な気もしてたんですが(^^ゞ

本編を観ると納得。

ただの愛犬ではなく、最愛の人の忘れ形見みたいなものやったんですね。

実際に観ると、復讐劇として肝心な動機付けとしてバッチリでした!

 

 

チャド・スタエルスキとデヴィッド・リーチという監督は知らなかったんですが、

冒頭のつかみから上手く、今までに観たことのないような入り方で引き込まれました。

 

チャド監督はスタント畑出身でキアヌの『マトリックス』も担当していたとのこと。

製作総指揮も担当したキアヌの御指名やったみたいです。

スタンスマン出身の監督らしく、アクションに徹底的にこだわっているのが

アクション映画ファンにはたまりません!!(≧▽≦)

 

 

 

 

キアヌは撮影時にすでに50歳近くやったのに若い! 見た目もアクションも!!

 

キアヌは初監督作で武術を描いてるし、千葉真一さんを敬愛しているそうなので、

アクション映画への思い入れやこだわりは強いようで、

本作ではそんなキアヌの思いが炸裂するアクション が堪能できますドンッドンッドンッ

 

 

特に素早いガンさばきが素晴らしくてピストルキラキラ

【見惚れるほどの、復讐。】というキャッチコピーも納得グッド!

 

 

 

 

 

多人数の敵を相手に無駄な格闘はせず、

超至近距離でも拳銃で仕留めるアクションはリアルさも感じてアドレナリンが上昇します!!メラメラ

 

90年代以降は、マシンガンをぶっ放すようなアクション映画ばかりになったような気がするので

ジョンが短銃をメインに使うところもよかった!

 

 

 

 

しかし、必要な場面ではマシンガンを使うところもよかったな!

状況によってきっちり戦い方を考えていたのも一流の殺し屋らしくてよかった。

それでいて、キアヌが演じると いわゆる‘殺人マシーン’には見えなくて、

根底には人情味があって、仲間を思う気持ちがあるのもよかった。

 

 

 

 

 

 

ウィレム・デフォー、ジョン・レグイザモ、イアン・マクシェーンと、脇を固める男どもも味のある、かつ

アクション映画が似合う面々ばかり👍

ミカエル・ニクヴィスト演じる敵に、悪い奴なりの道義があるのもよかったな。

 

 

 

かといって 野郎ばかりやとムサくるしいからw モデル出身のブリジット・モイナハンを刺客として配する

抜かりの無さ!

 

 

 

 

 

ガンアクションと格闘ばかりかと思いきや、

クライマックスには車を使ったアクションもちゃんとあるのがニクイ!

 

 

 

 

 

車を走らせながら銃をぶっ放すところは、

まるで 馬を駆りながら銃を撃つ西部劇のよう。

 

 

 

 

 

 

本作は登場する男どもそれぞれが自分の流儀に従って生きている、

裏社会なりのルールに沿って生きているところも西部劇のようなある種の美学を感じた。

だから、しょーもないヤツはしょーもない死に方しかできない。

 

 

 

 

 

 

キアヌがジョン・ウィックとしてだけではなく、

自身の俳優としてのアイデンティティーをも体現し切った【JOHN WICK】!!

 

 

 

 

 

 

さらなる強敵どもを迎え撃つであろう【Chapter 2が楽しみです♫