OCTPUSSY (1983) ⑦
サブキャラ的なポジションではありますが、ソ連のタカ派の将軍オルロフが実は一番悪い奴!
スティーブン・バーコフは『ドラゴン・タトゥーの女』ではダニエル・クレイグと共演してたから、
本作での彼をスグ思い出しましたね^^ だいぶ‘丸く’なってましたがw
この終盤からは様々なアクションの連続で前半より盛り上がります!
序盤・中盤に比べて クライマックスのアクションが意外に盛り上がらないという シリーズのパターンを
意図的に避けているかのような作り方が嬉しいです^^
バーコフの狂ったような眼(!!)
彼も妄想狂の悪役の類いに近いですが、それがけっこうリアルな妄想なのが面白いんですよね。
この頃のボンド映画は東西冷戦をスパイスにしたものが多かったと思います。
今なら北朝鮮が一番危ないイメージがありますが、それも『ダイ・アナザー・デイ』ですでに取り上げているところがさすがです。本シリーズが常に面白い所以ですね!
こういう遊び心もムーア=ボンドならでは!
実際にレールの幅と合うのかは知りませんが(笑)
こういうシーンもお約束ですが、何気に危険なスタントシーンやったりするんですよね;^^
最期まで狂気の表情を見せ切ったオルロフは、悪玉でも右腕でもない、シリーズ中では珍しい悪役の
立ち位置ながら、印象深いキャラになりましたね。
この蒸気機関車がなかなか味があります^^
高速列車じゃないからこそ、こうして実際に列車上で戦うスタントができる!
本作は悪役のキャラが揃ってて、この 双子の悪役ミシカ&グリシカ(デイビッド&アンソニー・マイヤー)
も印象的でした。
こういうボンドも大好きですね!
ムーア=ボンドはソフトなイメージがありますが、だからこそ こういうシーンにグッときます!!
つづきます―
JAMES BOND WILL RETURNE!