『ひるね姫 ~知らないワタシの物語~』 全国公開中
本作がパクリなんじゃないか?っていう声がSNS上であがっていますが、
じゃあ国民的映画になった『君の名は』もパクリなんじゃないですか?(笑)
これだけ多くの作品が氾濫してる現代において、全てを新しい要素だけで構成した作品なんて
もはやあり得ないと思う。
過去の作品のおいしいトコどりをするのは決して悪いことではありません。
本作における‘夢と現実が交錯する’展開も決して目新しいものではないかもしれませんが、
ボクはむしろ新鮮に楽しめました。
いや、正直言って最初は戸惑ったかな?(^^ゞ
【ネタバレも含みます】
この予告くらいしか予備知識がなくて、‘青春ドラマ’のアニメのイメージを持って観に行ったから、
いきなりSFっぽく始まったところに少々面食らいましたw^^;
でも、本作を観ようと思ったのは同じく神山健治監督の『009 RE:CYBORG』が面白かったからやから、
SF世界が全開なのは ある意味納得^^
神山監督の作品は『009』しか観たことなかったんですが、それでも劇場に足を運ぼうと思ったのは、
『009』の舞台挨拶での神山監督の言葉に、‘作品に対する真摯な姿勢’を感じたからなんです。
映画ナタリー@eiga_natalie
神山健治「ひるね姫」を語る、「女子高生と日本社会の化学反応が見たかった」 https://t.co/Z1TBD9BGvb #神山健治 https://t.co/jvn28lbS76
2017年03月23日 22:42
009とはまた違う、優しい色合いの映像にも↑惹かれました。
(このシーンも実際にある路地を忠実に再現しています)
主人公の森川ココネが住む岡山県倉敷市の景色が美しくていいんですが、
後半は舞台が広がるのも面白いところ!
夢の世界に登場するエンシェンの声も演じた高畑充希ちゃんの声優ぶりが良くて、
そこも楽しめます(^^♪
夢に出てくる世界はモロにSFの世界で、その設定がけっこうベタでw^^ エンシェンの姿だけではなく、
その舞台設定もなんか‘子供の夢’って感じなんですが、
それによって 高校生で大人へと近づいてるココネとの対比になっているところがいいです。
来る2020年の東京オリンピックの直前が舞台で、
オリンピックというものが‘夢の舞台’であることを見せてくれるのもいいです。
そこをひとつのキーポイントとして物語が動くのもいい。
現実では、オリンピックに関してはネガティブな報道ばかりでウンザリしてますから。
最初に予告見た時のイメージ通り、“青春ドラマ”のテイストもきっちりあったのが嬉しかったな♪
こういうノリが一番好物やから(^.^)
〈夢の世界〉を、それと分かった上で飛ぶ^^ところは爽快極まりない!!
『E.T.』の時みたいなワクワク感でした♫(≧▽≦)
このごろ娘に手を焼いてる父親の身としては(^^ゞ
“父親と娘の物語”にもなっていたのがジ~ンときたな♡
タブレットの争奪戦になったのが、今っぽくて面白かった^^
夢と現実が交互に出てくる展開に最初は少し戸惑いながらも、
その二つが徐々に交わっていき、最後には一つの物語に収束する気持よさ☆
しかもそれが、‘大切な家族の物語’としてエンディングを迎えた時、
胸の奥から熱い気持ちが込み上げてくるんです―💓
♪ずっと夢を見させて
ボクはDay Dream Believer そんで 彼女はクイーン 👸✨✨
ポンコツスマホをw機種変したら📱 チビとLINEせなあかんな(笑)