アレクサンドル・アジャの“ミラーズ”に見える恐怖 | 【映画とアイドル】

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MIRRORS (2008)

 

 

アレクサンドル・アジャ監督の『ハイテンション』を久しぶりに観たので、

同じくアジャ監督の本作も久しぶりに観てみました。

 

 

 

 

本作は『ハイテンション』で脚光を浴びたアジャ監督がハリウッドに招かれて撮った作品。

『ヒルズ・ハブ・アイズ』に次ぐハリウッドでは二作目ですが、

 

主演が超メジャーなキーファー・サザーランドということもあって、

カニバリズムというある種タブーなテーマを扱った『ヒルズ~』よりはいい意味でメジャー感が増してます。

しかも今回のテーマが ホラー映画には欠かせないアイテムでもある【鏡】なので、

まさに‘王道’といえるホラー映画です!

 

 

 

 

 

 

アジャ監督らしい異様な緊迫感が張り詰めるオープニングで始まり、

いきなり目を背けたくなるシーンも出てくるので、メジャー作品やからと油断はできません。

 

 

 

 

 

キーファー演じる 誤射によって停職中の警官が火災で廃墟になっている元デパートの警備の仕事を始めるところからストーリーは始まりますが、

この巨大な廃墟のセットが素晴らしくて、不気味な雰囲気を盛り上げてくれます!

『ターミネーター2』『アビス』も手掛けたジョン・ネメック三世がプロダクション・デザインを担当しているので納得のクオリティー!

こういうところはハリウッド映画の強みですね。

 

 

 

 

 

前半は ストーリーが弱く感じましたが、にまつわる過去の秘密が徐々に暴かれていく後半はなかなか引き込まれます。

 

 

 

アジャ監督らしいゴアシーンも出てくるので注意!!?

 

 

 

 

賛否分かれるかもしれませんが、

クライマックスにエクソシズム的な面白さが出てくるのがよかったです。

そういう点も合わせて正に【ホラーの王道】といえる作品です!

 

 

 

 

『24』っぽいキャッチコピーになってますが、これはサスペンス・アクションではなく

紛れもない【ホラー映画】になっています。

 

 

 

 

アジャ監督は雰囲気だけで怖がらせる演出も上手いのに、

クライマックスにはきっちりガチな見せ場を用意してくれるサービス精神も好き^^

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この歳になると鏡を見ても老いを実感するだけなので(笑)そんなにしげしげとは眺めませんがw

本作を観ると、ますます鏡を見つめることが怖くなること必至です;^^

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

“注意:に映るものは

 思ったより近くにあります”