『ロスト・バケーション』はただの【サメ映画】ではない!! | 【映画とアイドル】

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この作品のことは確かネットでたまたま見つけたと思うんやけど、

もう、このビジュアルだけでゾクゾクしましたね!!!

 

その時はまだ日本公開も決まってなくて、“THE SHALLOWS”というタイトルくらいしか分からない。

意味を調べたら“浅瀬”ということで、まさにこのビジュアル通りのシンプルなタイトルにかえって想像力が刺激されて、日本公開を待ち望んでいました。

 

 

 

 

 

『ロスト・バケーション』という邦題になってしまったのには少しガッカリしましたが、

公開されてよかった!

しかも、監督がホラーの傑作『エスター』や『蝋人形の館』『アンノウン』など一筋縄ではいかない面白さがある作品を連発してるジャウマ・コレット=セラと知って更に期待値UP!

 

ちょいと期待が大きくなり過ぎた感はありましたがw さすがに面白かったです👍

 

セラ監督のイメージにはなかった映像的な演出もあって、最初はお遊びにしか見えなかったその映像が、実は終盤はサスペンス的な演出に切り替わるのが絶妙!!

 

序盤は意外にまったりしてるけど、サーフィンのシーンなんかは、どこまでが実写かわからないほどの迫力で、ここもいい意味でセラ監督らしからぬキレイな映像でした!

サメは怖いけど、海の美しさは格別なので、サメに興味なくてもw サーフィンやダイビングがお好きな方にも楽しめる映画やと思います。そして、実はそういう方たちが見たら本当に怖い映画なのです…(^^ゞ

 

 

 

ほぼワンシチュエーションのスリラーなのに、そこにさりげなくドラマ性を織り込んだ脚本はなかなか秀逸。

期待が大きかったから、思ったほど怖くは感じなかったものの、逆に 期待してなかったような展開と余韻が残ったのは良かった。

 

デカいホオジロザメ相手やから当然ヒロインはビビってるものの、自分が出来ることはやるだけやろうという気丈な振る舞いにいつしか心惹かれていく。

演じたブレイク・ライブラリーは全く好みじゃない女優さんやのに、その力強い演技には惹きつけられました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

‘サメの恐ろしさ’という点では映画史に残る傑作『ジョーズ』には遠く及ばなかったものの、

本作はそもそも『ジョーズ』を意識しているワケではなく、

一人のヒロインを立てることによって、今までのサメ映画とは一線を画す、

正当な【ヒロイン映画】に成り得ているのが素晴らしく、だからこそ、今までのサメ映画にはなかった

余韻が心に残るのです♡

 

美しい海とド迫力の映像は是非映画館のスクリーンで!!