FREE WILLY (1993)
大阪☆春夏秋冬の茉奈ちゃんが【今日のマナ知識】でシャチのネタを披露してたから
https://twitter.com/OsakaMana/status/738067276738351104
ふと観たくなって、久しぶりに観ました^^
日本では1994年に公開されましたが、その年に映画館で観た映画の中で一番()
っていうくらい大好きな映画です
お互い 親と離れ離れになってしまった少年とシャチとの友情物語なんてベタですが(^^ゞ
80年代の名作『E.T.』以降、こういう作品が数多く作られていて、ボクは好きでしたね。
この頃は動物映画でもドキュメンタリーが主流な印象があるし、
こういう〈おとぎ話〉的な映画をもっと観たい気がします。
映画館にいる時くらい夢を観たいものです
海洋写真家として著名なボブ・タルボットさん撮影によるシャチの姿がまず美しくて、
映画館のスクリーンで堪能しましたね!
タルボットさんの作品は今は亡きwレーザーディスクで持ってました^^
親に捨てられて孤児院から脱走、食べ物を盗んで警察から逃げた時にシャチのウィリーと出会った
ジェシー(ジェイソン・ジェームズ・リクター)は里親に引き取られますが、
その境遇から すんなり仲良くなれるわけがない。
里親になったグレンを演じるマイケル・マドセンがいい味出してるんですよね~!!
武骨なイメージのある彼だからこそ、愛情表現もどことなく不器用で、
そんな姿がなんかジェシーとかぶったりする。
この二人が徐々に信頼関係を築いていくところもすごく良くて、
単なる動物ものにはなっていないところがいいです。
シャチがやたらリアルですが、ケイコという本物のシャチをけっこう使ったそうです。
家族を想って寂しい気持ちになるのは人間もシャチも同じ。
港町ののどかで美しい風景にも癒されます。
このシーンなんかは『グーニーズ』を思い出しますが、その監督のリチャード・ドナーとその奥さんが製作しているからかな^^
さすがに いい作品を作りますね!!
水族館が主な舞台ですから、夏に観るのにピッタリな作品です
今は自分も親になりましたから、里親になった大人たちの気持ちにも強く感情移入できるようになりました。
子供の前で夫婦ゲンカをしてしまうと子供が悲しむということもよく分かるようになりました。
今さらながら、本作は人物描写がしっかり出来ているから
“少年とシャチの友情物語”という一種のファンタジーにも素直に入り込めたことがよく分かります。
オッサンになっても(笑)感動できましたから^^
演技経験がなかったジェイソン君の起用が、不器用なジェシーのキャラクターに活きましたね!
この頃は人気子役のネームバリューに頼ろうとするハリウッド映画が多いですから、
こういう子役を観るとホッとします(^.^)
悪役のポジションに『トップガン』などでお馴染みのマイケル・アイアンサイドを持ってきたのもいい!
分かりやすいキャスティングですね^^
道を外れてしまっても、いい大人たちと出会うことで人生はいい方向に変えることができる。
やっぱり子供には周りのしっかりした大人が必要であることがよく分かります。
ぶきっちょ同士が^^抱き合うシーンは目頭が熱くなりました
ウィリーを連れ出して逃げるところはもろに『E.T.』ですよね!
こういう いい意味でのお約束は好きです^^
車大好きなグレンが躊躇なく海に突っ込むシーンもいいな!!
水族館のショーでは上手く芸ができなかったウィリーに
自由になるためのジャンプをさせようとするジェシー!!
ジェシーとウィリーの友情が生み出した奇跡の大ジャンプは今でも涙なしには観れません!!!!
出会いがあれば別れも来る。
でも、一生続く出会いだってきっと存在するはず―
この作品がきっかけになって、ケイコは実際に故郷の海に帰ることができたそうです(^.^)/
マイケル・ジャクソンの主題歌も素晴らしい
心が洗われる本当に大好きな映画です!!!