ELYSIUM(2013)
驚きのプロットと展開でセンセーションを巻き起こした『第9地区』のニール・ブロムカンプ監督作
未来の地球は荒廃し、
超富裕層がスペースコロニーで生活するという舞台設定は新鮮味はなくて、
余命わずかな主人公が そのスペースコロニーに行こうとするストーリーもありがちな感じ。
でも、3000万ドルという低予算だった『第9地区』でも見事なビジュアルを見せたブロムカンプ監督は
今回 1億ドル以上の製作費を得たことで更に完璧なSF映像を見せてくれます
SF映画好きなら この映像だけでも楽しめるんじゃないでしょうか
昔から好きなジョディ・フォスターが出てるのもポイントですが、
ジョディももう50歳を過ぎたんですね^^; さすがに年とった感じはしますが
SFの名作『コンタクト』に主演していただけあってSFの世界観も似合います
ただし、名女優の使い方としては上手かったとは言えませんね。
ジョディのキャラの終わり方には不満を持ちました。
『アルマゲドン』などの個性派ウィリアム・フィクナーの使い方も勿体なかった…。
このキャラを悪玉にして デイモンの“復讐”を軸にした方が盛り上がったと思います。
【エリジウム】の飛行機やロボが赤色なのは面白いと思いました。
ユートピアでは実用性よりデザイン性が強調されるのかも?^^
マット・デイモンがパワードスーツみたいなのを体に埋め込むのも面白いと思いました。
この監督さんは こういうのが好きなんでしょうね^^
このテの装置はすでに実用化されてるから、そういう点でも面白い。
『エイリアン2』のころはまだ‘SF世界’でしたけどね^^
荒廃した地球で改造車をブッ飛ばすところが マッドマックスみたいに見えてツボ
多分、監督もマッドマックス好きなんちゃうかな?ww
まぁ、男子はあの世界観好きですからね(笑)
『第9地区』での熱演が印象深いシャールト・コプリーの悪役はさすがに存在感はありましたが、
単なる 政府の雇われ人にとどまってたのは残念。
主人公との‘対立軸’がハッキリしてたらもっと戦いが盛り上がったのに
コイツが乗ってる戦闘機がなかなかよかったですね!
見る角度によって色んな形に見えて 面白いデザインやと思いました!
CGの完成度もすごく高いです!! リアル!!!
ロボットのデザインなんかは 監督の最新作『チャッピー』のデザインにも通じるところがあって、
地球上の描写は『第9~』っぽかったし、
この監督さんはすでに自分のスタイルを持っている感じがします。
『プレデターズ』での女戦士ぶりがカッコよかったアリシー・ブラガが出てたって知らんかったからw
ラッキーでした!!
今回は残念ながら?戦いませんが^^ この女優さんは凛としてて、かつ セクシーさもあって 好きですねー!
ブロムカンプ監督は『エイリアン』の新作を撮ることが決まったようなので楽しみです
この監督さんなら エイリアンの世界観をバッチリ作れそうな気がします(^_-)