The Perks of Being a Wallflower (2012)
【ネタバレ含む】
大阪ステーションシティシネマで1日1回のみの上映やったから満席でしたよ
ハリポタのエマ・ワトソンちゃんが出てるのが、見に行った大きな理由のひとつやったけど、
観終わったら、いい意味で重い、シリアスな青春映画でしたね
思春期に色々と悩むのは普通のことやと思いますが、
本作の主人公は心に深い傷を負っているので、いわゆる一般的な悩みとは度合いが違う。
でも、人間誰しも悩みはあるし、それは大人になってからも続く―。
いい歳になったオッサンのボクでもww 悩みが全くないことなんてあった記憶ない。
現に今だって頭が痛い
仕事のことやけど、結局一番頭を悩ますのは‘人間関係’についてなんですよね。
大人になってからの人間関係には打算も入ってくるから尚更ややこしいこともありますが、
本作の主人公は純粋に友達を求めているだけ。
思春期においては友達の存在がその時の人生そのものを左右することが多いと思うので、
この少年の気持ちにはスグ共感できました。
ローガン・ラーマンはこの難しい役を見事に演じ切っていましたね!
これから大人の俳優になっていく段階では彼のアイドル的ルックスが足かせになってしまう可能性がありますが
頑張ってほしい俳優さんです
この主人公が憧れる女の子を演じるのがエマ・ワトソン!
もう、ヒロインとして完璧なキャスティングですよね 本当に彼女はキレイです
演技もしっかりしてるから、このまま大人の女優として大成するでしょうね。
ボンドガールなんかもやってほしいなぁ~(*^.^*)
そして、本作一番の驚きはエズラ・ミラーの存在感!!
彼の演技は初めて見たんですが、素晴らしいですね
将来はオスカー俳優になるんじゃないか と思ったほどです。
多感な若い子には しっかりした大人の導き手も必要なはず。
本作においては教師がその大きな役割を担いますが、
その導き方がさりげない感じが良かったですね。
ポール・ラッドが好助演!
あっ
ラーマン君のお姉さん役のニーナ・ドブレフが美人さんやったのも付け加えときます^^
エマちゃんよりこっちが好みかもww
一見 悩みがないように見える登場人物たちも、みんな何がしかの悩みを抱えている描写に共感できました。
やっぱり、人間生きてたら辛いことはある。でも、だから 喜びも感じられるはず。
良い作品でありながらも、器用な映画とは思わなかったけど、
観終わったら
不器用な自分も他人も認めてあげたらいいんじゃないか、と思いたくなる、そんな作品でした