『華麗なるギャツビー』が公開中の
キャリー・マリガンちゃんが、見事(!)アカデミー主演女優賞にノミネートされたのが
この 『17歳の肖像』 原題は“教育”ですね
【ストーリー全般に触れてます】
マリガンちゃんは、大人の男性に憧れる女子高生の役です。
こんな、ごくフツーの役でアカデミー賞にノミネートされるなんて凄いことやと思いますね
楽しそうな学園風景とイラストを絡め、軽快な音楽が流れるオープニングタイトルがまず最高
今まで、それなりに映画を観てきましたが、
その中でも十傑に入るといっても過言ではないオープニングです
要するに、感性がピタッと合ったってコトですね(^v^)v
舞台が1960年代のイギリスっていうのもイイです。
ハリウッド映画にはない雰囲気が心地いい♡
マリガンちゃんにはイケメンのボーイフレンドがいるけど、大人の男性とたまたま知り合います。
その男を演じたピーター・サースガードが上手いんよな~!! 女の子のおとし方がwww(笑)
でも、現実では絶対乗っちゃダメですよwww
同級生のボーイフレンドはとってもイイ奴なのに、
それだけでは物足りないマリガンちゃんが、ピーターにどんどん惹かれていくのも当然っちゃ 当然(^^ゞ
デートは基本ダブルデートで警戒心も自然に解けるww
ピーターの仲間を演じた『マンマ・ミーア!』のドミニク・クーパーもイイ奴!
その彼女を演じたのが元ボンドガールで、トム・クルーズの『アウトロー』にも登場したロザムンド・パイク!
このパイク嬢もいい人やから^^ マリガンちゃん完全に警戒心が取れちゃうwww
豪華な食事や音楽会
大学進学に向けての勉強が中心だった生活から180度変わって、舞い上がらないワケがないww
この ‘大人の余裕’を感じさせるところが、年下の女の子をおとすポイントですねwww
この後、ピーターの胡散臭い姿を見てしまっても
結局はまんまと言いくるめられてしまう
一度、‘外の世界’の楽しみを知ってしまうと、やめられないものなんですよね。
特に多感な頃の女の子はハマりやすいと思います(*v.v)。
パリでのデートという
最高のイベントで完全にまいっちゃうマリガンちゃんww
大人の男の波状攻撃ですな(笑)
まぁ、でも、 これじゃ 酔うよね~~~(^^ゞ
ピーターは相手がその気になるまで 決してガッツかない!!ww そこがポイントですね(笑)
ガッツくと、たいがい引かれますからwww
大人の恋愛を楽しんでいた気がしてたマリガンちゃんは、
オックスフォード大学への進学という夢を蹴ってまで、ピーターの求婚を受け入れようとします。
しかし―
ピーターには奥さんも子供もいました…。
奥さんはマリガンちゃんを見て、「またか…」という表情。
要するに“浮気男”の病気は治らない(!!)ということですね
年上男と付き合うなら、相手の素性はある程度はチェックしましょうね^^;
ハイソな大人の仲間入りをした気になっていたマリガンちゃんは
担任の女教師の人生を「退屈」呼ばわりまでして、退学してしまっていましたが、
‘大人のウソ’に気付き、本来の 学生である自分に戻ろうとした時には、
その先生に頼ります。
上手い言葉や美味しい食事、豪華なデートで気を引く男は下心があっただけの下衆野郎で、
普段から厳しかった先生こそが、マリガンちゃんの才能を信じて、心から心配していたのです。
大人との火遊びで、ある意味【勉強】をしたマリガンちゃんは
本作の原題の【教育】って、一見 淡白なタイトルですが、
実は深い意味があったんですね。
思春期の女の子って とかく背伸びをしがちやと思うんですが、
実際の人生には影響ないような学校の勉強も大事であることが、このクライマックスで自然に伝わると思います。
大人になるのは、学校の勉強や生活で、人間としての基礎を学んでからでも遅くはない。
ボクはこの、父親がマリガンちゃんの頭をなでるシーンが大好きなんですよね~♪
子供は 親にとっては いつまでも‘子供’なんです^^
ひと夏の‘火遊び’を経験したジェニー(キャリー・マリガン)は、
それまで見えてなかった、今までの生活の大切さにあらためて気付きます。
女性監督らしい‘優しい’視線が心地いい映画ですね(^.^)
マリガンちゃんファンはもちろん
10代の女の子にも観てほしい映画ですね
火遊びには注意してww
勉強がんばりましょう!!