去年の『ヒミズ』の演技がいまだに心に残る二階堂ふみちゃん!!
『悪の教典』では、意外にフツーの役でしたがww
現在公開中の『脳男』のふみちゃんは、
まさに ボクが観たかった二階堂ふみちゃん!! いや! それ以上でした!!!
【ネタバレ含む】
感情のない、殺人マシーンを演じ切った 生田斗真クンがまずお見事![]()
そして、対する爆弾魔を演じたのが二階堂ふみちゃん![]()
いきなりアブないふみちゃんの登場で、一気にスクリーンに引き込まれます!!
この頃は、爆破シーンをCGで描くのが主流で、
特に 日本映画ではその傾向があるような印象を持っていましたが、
本作には実写による迫力ある爆破シーンがいくつもあります![]()
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ふみちゃんのおっきな目が
死んでますwww![]()
今まで色んな映画の悪役を見てきたけど、
本作のふみちゃんは最狂の部類に入るといっていい。
殺人マシーンとして育てられた脳男に共鳴!?する爆弾娘![]()
感情がない脳男に対して、澱んだ感情しかないかのような爆弾娘は、
同じ‘人殺し’としても、その立ち位置が全く違う。
最凶の悪役が、最強の好敵手を見つけた時、その悪は更にエスカレートして、
悪役として完全に昇華する―!!
日本映画でここまでブチ切れた悪役を、個人的には見た記憶がほとんどない。
ふみちゃんは 今最も旬な十代の女優さんとは思えない
強烈にダウナーな印象のメイクで登場。
良心の呵責など微塵もない 本物のキチガイを演じ切ってしまっているのが凄い!!
『ヒミズ』のふみちゃんもそうやったけど、
イクとこまでイッちゃうような振り切り方が観ていてホンマに気持ちイイッ![]()
それが とんでもない悪党でも、 いや、混じりけのない本物の悪やからこそゾクゾクする![]()
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『悪の教典』の殺人鬼ハスミンとの対決も観てみたいな
ww
感情がないかのような殺人マシーンと、
負の感情しか持ち合わせてないかのような爆弾魔との対決は、
最後まで決着が読めないほどスリリング![]()
世の中には悪意が渦巻いている…。
そう感じてしまう怖さが本作にはありました。









