イベントで何回かお会いしたことのある福田里加さんと馬場沙也子ちゃんが出演するというので、
彼女たちが所属する放映新社製作の映画『青い空の果て』を観に行って来ました!!
バンドのボーカルを務める安奈(馬場沙也子)がスカウトされるが、
それは バンドとしてではなく、ソロシンガーとしてだった…。
それでも メジャーデビューを夢見て上京した安奈だったが、
歌とは関係のない仕事をやらされたり、事務所の先輩のイジメを受けたりしてしまう…。
と、いたってシンプルなストーリーですが、これが意外に引き込まれました!!
この頃はゴテゴテした映画も多いからww たまにはこういうストレートな作品も気持イイですね
1時間くらいだったから、描き込みが不足していると感じる部分もあるにはありましたが、
あまり深追いをしない分テンポがよくて♪ あっという間に終わりましたね!^^
馬場沙也子ちゃんの演技は初めて観たんですが、スクリーンで観る彼女は予想以上に輝いていて
本作の一番の魅力になっていましたね
このテの低予算作品は、ストーリー以外のギミックを使えないから、主役がダメだったら観てられませんが、
引き込まれたのは沙也子ちゃんの力が大きいです。
歌も唄える強みも活きましたね
他の役者さんも なかなか個性派揃いで良かったんですが、
安奈を歌手として正しく導こうとする、マネージャー野沢役の古賀英鉄さんが渋かったですね!
この野沢も過去にバンドをやってて、そのボーカルの女性に恋愛感情を持ち続けているという設定が良かった。
この女性リサを演じた飯田一乃さんは舞台挨拶にも登場しましたが、美しい方でしたね!
そのおかげで、野沢が抱き続ける感情に説得力がありました^^
このリサを巡ってのバンド内での三角関係的な過去の状況を、現在の数秒のワンカットで描いたシーンは上手かったですね!
この野沢の過去の描写によって、安奈が最後に選択した道に説得力が生まれたと思います。
メジャーへの夢を諦めたんじゃなくて、
大切な仲間たちと、自分らしい確かな歩幅で歩き始めた夢への道―。
オープニングと同じ小さなステージに立っていても、
ラストの安奈は、夢への確かなスタートを切った力強さに溢れていました
安奈の 歌のレッスンの先生を演じた福田里加さんは、こういう‘優しいお姉さん’的な役がよく似合いますね(^_^)
なんでも、今回は制作のアシスタントまでされたそうで、今日の上映会に対する想いは特別なものがあったと思います
大きな会場でしたが、お客さんがかなり入っていて、舞台挨拶も和やかで楽しい雰囲気だったので
大成功の上映会だったと思います!!
♪青い空の果て CD化して欲しいなぁ~~(^.^)/