キーマカリーズが5月27日に新しいEPをリリースする事を記念し、たっての希望であったTomato Ketchup Boysとの対談が実現した。

Tomato Ketchup Boys:

はるき(ギター、ボーカル)
石川(ベース)
武知(ドラム)
キーマカリーズ:

だいせい(ボーカル)
ゴツロー(ギター)
よしあき(ドラム)
-お互いが存在を意識したのはいつ頃なのでしょう?

ゴツロー:私は2019年3月にTHE GUAYSが組んでくれたレコ発くらいからです。バンドの名前はツイッターとか辞めたベースのノボルから話を聞いたりで知ってたんですが。実際、会って結構歳近いのが分かって嬉しかったです。

だいせい:ゴツローと一緒で2019年の3月にTHE GUAYSがレコ発組んでくれた時です!

ゴツロー:その時、Tomato Ketchup Boysは1番目だったんですが、かっこ良かったの覚えてます!

-RAW VIBEのVol.10ですね。ノボルさんはTomato Ketchup Boys好きでしたよね。当時、インタビューしたので覚えてます。

ゴツロー:No busesとのスプリットきっかけみたいなこと言ってました。

石川:ライブを初めて観たのはRAW VIBEなのですが、それより1年くらい前から存在は知っていたような気はします。

武知:うん。京都で同い歳ぐらいでかっこいいバンドがあるってのは確かにRAW VIBEより前だったね。

はるき:俺はライブで初めて知ったんすけど、かなり食らいました。

武知:あの日は全アクト良くていい夜でしたね。

よしあき:最後に変な人が歌ってたけど。

ゴツロー:やばい半被着てましたね、アイツ。
(出演予定はなかったのに浅ましくトリを飾ったHi,how are you?の原田さん )

-あの日のRAW VIBEだとキーマカリーズは速くて短い曲から今のスタイル移行し始めた頃ですかね?

ゴツロー:ちょうどそうですね。セットリスト14,5曲の中で2,3曲長いのがあるみたいな感じでした。

石川:あの時に新曲と言って演奏してたものがすごいかっこよかったイメージが残ってます。長めの曲だったと思いますが。

だいせい:ありがとうございます。その時やってた新曲が今度7インチになる「透明」って曲です。
(キーマカリーズの最新EP「Pale lives. Bright progress」)

石川:そうなんですね!楽しみです。昨日、三人で改めて「暮らす」のPVを観させてもらったんですが、これまでのキーマカリーズのイメージとは大きく違う感じがしました。

はるき:ライブのあと、「Hap pep tits」を「この感じが移行する前だったのかな?」と思いながら聴いてました。初期はシンプルにかっこいい。

ゴツロー:そのアルバムは、そうですね。移行前ですね!高校の時やってた曲が8割くらいです。

よしあき:ほんとは「ツァ!」ぐらいです。

はるき:で、そのあとにサウンドクラウドにアップされた3曲を聴いた時は大きな変化を感じて、たぶんライブで見た時の感触はこっちだったな〜と思いつつ、変化の仕方が面白くてさらに追って行きたくなるような気持ちになった。

だいせい:Tomato Ketchup Boysのサウンドも結成した当初と今では違うと思うんですが、年代別とかで分けるならどんな流れになりますか?

よしあき:それ、自分も気になってた!!

石川:最初のPVとかのころは80~90~00年代のインディロックの美味しいところやKiliKiliVillaの流れを汲みつつ自分なりに消化してたと思います。あとかなりポップだったかと。

武知:2年前?3年前?の9月にやったKiliKiliVillaのイベント出た辺りが意識の転換期でしたね。

はるき:2018年の2〜3月にかけて俺が京都の寺に修行に入ってて、それ以降完全に変わりました。それまでのポップさはかなり消えてソリッドになったと思う。

石川:最近は展開を凝ったりしているうちにポストハードコア的な要素も自然と出てきたかな。

だいせい:寺の話聞けて良かったです。感動しました。「ファンシィダンス」って映画を最近観てから寺に興味あるんですよ。

石川:自分の家が寺なので「ファンシーダンス」はよく観させられました。

よしあき:僕の初デートは寺です。

武知:TOHOシネマズ浜松だったな。初デート。

-セッティングとかも大きく変わったんですか?

石川:音はかなり変わりましたね。大きくなってるけど、前よりソリッドな方向にいっています。それぞれの音がしっかり聴こえるようになったと思います。

武知:はるきのアンプが2台になったり、アンプ買ったり、結局また2台になったりしてました。

-アンプは今の住居に置いてるんですか?

はるき:そうです。家にあります。

ゴツロー:部屋にアンプ2台ヤバそう。

はるき:ギターアンプ2台にしたら低音がでかくて、ベースの音域とかぶっちゃったり、リバーブ効きすぎて何弾いてるか分からなかったり、みたいな問題がたくさんあったけど。

石川:バンドの中のそれぞれの音の居場所みたいのは考えることは増えました。前はギターがLOWを多く出していたんですが、ベースとかぶってかえって立体感が無くなっていたりしたので、バランスを整えたり。

武知:もっさんもエフェクター増えたり、僕もスネアをリムショットで打つようになったり変化はありましたね 。

よしあき:Tomato Ketchup Boysの一体感がかなりエロいですね。本番もあり、寄り添う感じがして。

-音が作りやすかったライブハウスってあります?

だいせい:狭いとこより広いとこが作りやすい。

はるき:THREEはなぜか知らないんすけど勝手に音良くなります。

ゴツロー:岡山のクレイジーママスタジオ、宮崎の今は無きサウンドモンスター、京都のネガポジ、あとは梅田のハードラインかな。

-それって構造上?PAさん?

ゴツロー:両方だと思うんですけどね。ハードレインは「PAさん頑張ってくださってるなー」っていつも思わされます!

武知:作りやすいかどうかはあれですが、渋谷クアトロでリハやったときの印象残ってますね。狭いとこより広いとこのほうが作りやすいってのやっぱあるんですかね?

だいせい:広いとこはPAもプロっぽいし設備も整ってるからかな。

ゴツロー:広い所はモニター聴きやすすぎて、やばいですよね。

石川:広いところの方が確かにそれぞれの音がくっきり聞こえてびっくりしますね。

よしあき:そうそう。音作りに関してはわからないですが、文脈的にモニターは確実に広いところが良いですね。

武知:逆に慣れなかったけど。ダハハハ!

はるき:俺はなんも聞こえないほうが好きなので逆に狭いとこのほうが好きっす。

ゴツロー:モニター気にするのって、歌う人とかドラムの人が多いんですかね。自分もあんまり中音は重視してないかな。分かるし。

石川:自分たちは三人とも声のマイク使うのでモニター結構大事かもですね。

ゴツロー:なるほど。僕は、よしあきのブリーフにねじ込まれたマイクを目で見ないと全然合わないんですよね。

めぞんハラダでゴツローさんが言ってたキーマカリーズの曲作りの行程。歌メロもコードもリフもないのにドラムの構成だけいきなり最初にあるのは、独特ですよね。

だいせい:そのやり方でやっていますとまずは全く歌の無いインストの曲ができるんですよ。そのインストの曲が出来上がるまでの数週間か数ヶ月かは僕はただスタジオで座ってるだけなんですよね。その時に感じ取った曲の雰囲気に合わせて歌詞を考えています。

はるき:その作り方面白いな。

だいせい:この作り方やと、どこが間奏でどこがサビ、とかも無いのでほんまになんとなくでやってます。

石川:曲の作り方を聞いて なんでこういう歌い回しになるのかはなんとなく納得できました。ハードコア版のTHE SMITHS みたいなアプローチですね。

ゴツロー:ギターのサウンド、「THE QUEEN IS DEAD」ら辺からのイメージもあるので嬉しいです!

石川:歌詞も「hip hap tits」の頃はしっかり聞き取れない箇所も多いのですが、「透明」「暮らす」の二曲ははわかりやすい言葉でもなかなか言葉では表現しづらい葛藤や刹那性みたいなのを感じるのですごいなと思いました。マーシーやフィッシュマンズ的な感じがします。

だいせい:マーシーとフィッシュマンズめっちゃ影響受けてます。「〜っぽいな」と思われたやつは多分全部影響受けてます。分かりやすい言葉はかなり意識してる。頭が悪くて難しい言葉知らんってのもあるんですけど。

武知:「パンクス、作家、スケーター、ライター、どれにも何にも成りきれなくて」って歌詞が好きです。憧れになれない葛藤をストレートに表現されてて。

ゴツロー:その歌詞見た時、ウチのダーリンはそういったものに憧れてたのかって思いました。

だいせい:なんかこんな風に聴いてもらって感じてもらったことを事を言葉にしてもらったことないので嬉しいです。Tomato Ketchup Boysのみなさんどうもありがとう!そして、ゴツローも好きだよ。

-武知さんは同じドラマーとして、いきなりドラムの展開から作るというのはどうですか?

武知:僕はそういった作り方やったことないので面白そうだなって思います。たしかrevolution for her smileっていう岡山のバンドのドラムボーカルの方が「こういうドラムのフレーズ叩きたい」っていう案を出して曲作ってるって話聞いたことあります。

ゴツロー:そうなのか!知らなかった!

武知:僕らは、はるきがギターと歌メロ持ってきて、そこにベースとドラムをつけるっていう感じです。

-曲を練っていく中で具体的なバンドの名前などは出るのでしょうか?「○○っぽく」とか。

石川:出ることはあるんですけど、そこまで三人が聴いてる音楽を共有してないので、その場ではるきとかが曲を聴かせて試しにやってみるみたいなことが多いです。

ゴツロー:私たちもそっちに近いかも。固有名詞出すよりもここはこんな感じでとか言葉で説明、または体のコミュニケーションの方が多いですね。
(ゴツローさんにお尻をほぐされ、ご満悦のよしあきさん)

-メンバー共通のフェイバリットバンドってあります?

武知:共通ってなると難しいですね……THE LIBERTINESとかかな?

石川:うん。THE LIBERTINESですね。オーソドックスな所だとOASISやPAVEMENTとかは好きだと思います。あとCAR10とかKiliKiliVillaのバンドとかはみんな好きです。

はるき:ここ最近でいうとたぶんThe Courtneysは3人の中に共通してあると思います。

よしあき:僕らはHi,how are you?ですね。

ゴツロー:Hi,how are you?ならどうするかってことを常に念頭に置きながら作曲に専念しています!
(ゴツローさん曰く「自分の青春はHi,how are you?と共にあると言っても過言ではありません」)

-キーマカリーズから見てTomato Ketchup Boysはどうですか?

よしあき:勝手な主観でthrough the darkのドラムにかなりKiliKiliVillaを感じました。一括りにするのは失礼だとは思いますが。

ゴツロー:ドラムめちゃくちゃ上手いですよね!

武知:中学のときにMステ見てたらレッチリが出てて、「ベースかっけえ!ベースやるわ!!」って友達に話したら「武知、太鼓の達人うまいからベースじゃなくてドラムっしょ笑」みたいな流れでドラム始めたんですよ。

ゴツロー:私は最初弦が少ないベースの方が楽そうだからベースやりたかったんですけど、家にあったのがギターだけだったのでギター始めました。中学の友達にギター上手い人がいてそいつに教えてもらったりしてたのもある。

だいせい:ボーカルを選んだきっかけは楽器の練習するのが面倒だったのと荷物が少なくて済むからです。住んでた家からスタジオまでの道がかなり険しくて楽器を背負って行くのが不可能だと感じてギターは持ってたけど弾くのを辞めました。ダハハハ!

石川:僕は中学の時、はるきとバンドをやるってなった時に、はるきがギターボーカルがいいとなって、ドラムは叩ける人がいたのでベースになったんですよね。

はるき:バンドのことなんも知らなくて、吹奏楽部だった、もっさんに相談したらベースという存在を教えてもらって「もっさんそれやってよ」みたいな流れでやってもらったのが最初だよね。

だいせい:Tomato Ketchup Boysのみなさんは中学の同級生なんですか?

武知:もっさんとはるきが中学の同級生で、僕は2人と一緒の学校に通ったことはないです。

石川:高校はみんなバラバラですね。ただ武知さんとはるきは高校で一緒にバンドやってました。

だいせい:メンバーの組み方が僕たちとかなり近いですね。僕らはベース以外、中学の同級生です。

よしあき:中学の修学旅行は沖縄だったんですけど、 はしゃぎ過ぎて、ホストの方に「俺ヤクザだよ」って変な脅され方したな。

ゴツロー:その時の修学旅行で最終日に現地の人に教わったエイサーを披露するていうのがあって、だいせいだけ意味不明な独自の踊りをしていて、こいつなんなんだとトキメキました。

だいせい:そういえばそんなことしてたな。今の所、一番輝いたステージかもしれん。
(その時の写真)

石川:修学旅行は京都でしたね。清水寺とか金閣寺とか。そのときの学年主任が変な人だったんで、なんか一人一人にGPS渡して個別行動で歩かされました。変なお菓子屋さんにひとりで制服で入って白い目で見られたのを覚えています。

ゴツロー:変なお菓子屋さんどこか気になる。

はるき:高校の時は国際科というクラスにいて、修学旅行はなく、1ヶ月ニュージーランドに行ってました!

ゴツロー:すげー!

武知:高校の修学旅行のときに初めて告白しました。男子部屋と女子部屋で階が分かれてたから、LINEで「今からそっちの階行くからエレベーター付近で待ってて」って連絡してこっそり女子部屋の階に行った思い出があります。

だいせい:ドキドキして、お尻からだらしない煙出てきた!

武知:「友達だからそんな風に見れない」って言われて無事フラレましたけど。

はるき:初めての告白は小3の時に隣のクラスの女の子に手紙でだったな。「好き」以外に何書いていいか分からなくて拾った水晶を入れました。たぶん、女の子は宝石とか好きって思ったのかな…。

ゴツロー:中学の時にお母さんに10回くらい告白してました!返事は10回ともオッケーでした!はじめて女性にお尻を舐められた時は感動して目から涙が溢れ落ちましたね。

-地元の友達から「今もバンドやってるんだってね」みたいな連絡くることってあります?

はるき:ありますね。SNSで繋がったまんまだったりするので、それ見て連絡くれたりする友達はいます。

-サマソニ出たのはデカイですよね。一つの転機ではあったんじゃないですか?少なくとも知名度の面では。

だいせい:サマソニ出たんですか!

石川:2018年に「でれんのサマソニ」枠で出ました。それでバンドやってるの知ってくれた人もいましたね。

はるき:大学の人とかからは驚かれましたね。

ゴツロー:私たちも大学2回生の時によしあきがフェスの応募系のやつにエントリーしようとして僕のメールアドレスとか電話番号を勝手に使ってやったんですけど。彼は頭が弱いのでどこかでミスったんでしょうね。何の連絡もないまま時が過ぎ去っていきました。

よしあき:あれは、入力する項目が多すぎて断念しました。

-フェスもコロナの影響で当分、難しそうですね。

だいせい:コロナで暇で練習が入りやすいのは良いけどバイトもできないので収入がなくて練習代とかが痛いですね。いつも練習してる青少年活動センターも今は開いてないし。学校ないし。

-練習は他のバンドもやってるんでしょうかね。

だいせい:スタジオのスケジュール見るとかなり空きが目立ってます。住んでるところが離れてるバンドとかはやってないんやと思います。そういう面でもうちらはメンバーが近い場所に住んでるので良いですね。

-「スタジオライブ」も最早懐かしい響きに…。

ゴツロー:どうなんですかね~。いつ解禁みたいな雰囲気になっていくのか全然読めない。はぁ…。

よしあき:アバランチー!アバランチー!

-そういうのもあって「ライブ組めない➡ライブハウス潰れる」みたいな悪循環になってしまいませんかね?

石川:そうですね、収束してからライブ組むとなるとラグがあるし、その間の経営もとなると大変ですね…。

よしあき:いっそのこと山下真司さんに野外調教してもらいたいですよ。

ゴツロー:安直にライブハウスで配信ライブする流れには乗りたくないと思ってます!演奏の映像としてインターネット上に出すなら録画・編集したものをちゃんとしたレベルで上げた方がいい気がしますね 。でも反面で今は誰もお金無いからめちゃくちゃ大変な状況や!

よしあき:ゴツローは顔色が銀なので、そこの療養を含めて生活するにはお金が足りないです。

石川:リリパとか大事な機会を配信だけで終わらしてしまうのはもったいないですよね。
( Tomato  Ketchup Boysが初めてリリースパーティーを行った時の記念フォト)

-でも配信だと「行き帰りの面倒さがない」「電車賃がいらない」「音量を調節出来る」「人が当たってこない」等をメリットに思う人もいて、これが続くと「ライブハウスいらないじゃん」ってなる人が増えちゃうのではないかという危惧も。

ゴツロー:今まではこの場所で聴くのが良いみたいなのがあったけど、環境に依存しないっていうあり方が基準として生まれそう。

だいせい:配信はそれぞれ音量を調整できるのは良いかも。ライブハウスの音はデカい!

よしあき:ライブハウスの行く末を気に病む一方でそういった新しい表現法に希望を感じるのはありますね。

石川:少し変な話かもですが、一人じゃ気まずいようなライブに行く事が、結果的に意外とよかったりすることが多いので、そういう機会がコロナ以降減ってしまうとつまらなくなるなと思います。

だいせい:ライブ配信をフルでみる人っているんかな。僕も何個か配信みたけど五分観て辞めるとかそんなんでした。

石川:ちゃんとフルで観る人はそんなに多くないかもですね。部屋の中だと今の自分にフィットするものだけを吸収したい気持ちになることは多いかも。

はるき:やっぱデカい音と小澤陽子アナに興奮するのでライブハウスは再開次第すぐ行きたいっすね。

石川:自分たちもなんだかんだでTHE GUAYSとまだ詳しく言えないことをやるので、Twitterをチェックしていただければ。

だいせい:THE GUAYSですか!僕が大好きなバンドです。

ゴツロー:私も大好きなバンドです!

-Tomato Ketchup Boysとキーマカリーズに交流ある事を不思議に思う人もいると思うのですが、間にTHE GUAYSとHi,how are you?を置くと理解しやすいかもしれないですね。

ゴツロー:ホンマやな。

石川:パンストは破らない方がいいです。

だいせい:THE GUAYSやHi,how are you?の様なお兄さんがいるからこその交流ですね!
(THE GUAYS × Hi,how are you?)

武知:THE GUAYSのヒロシさんと同じ職場なので、今の状況でも週5で会うと心の支えになります。

ゴツロー:ヒロシさんと週5で会えるの羨ましい!
(談笑するヒロシさんとゴツローさん)

-あと共通項としてセミファイナルジャンキーもあります。

武知:僕、セミファイのときのキーマカリーズのライブで泣きそうになったんですよね。

はるき:分かる!ゴツローくんの太ももを筆でコショコショしたい!!

ゴツロー:それ聞いて泣きそうです!!

よしあき:泣かないで~。
(舘ひろしのヒットナンバー「泣かないで」)

武知:あのときはコロナ前だったから今と感想も違うんだろうけど、今思い返しても「やっぱバンドってすげえいいなぁ…」って思えて。

はるき:背中に伸びた道があって、これから先に伸びている道のほうに向いていくようなことを想像しました。

-自分達でこれが会心のライブみたいなのってあります?

はるき:サウンドクルージングだっけ?下北沢のサーキットイベントがあったんですけど、その時のライブはマジで良かったっす。去年の5月か6月くらいかな。

武知:静岡のトーストブロに出演して、その日あんまりしっくりやれなかったのが悔しくて朝帰って昼起きてスタジオ入ってライブしてって結構大変だったけど楽しかった。

ゴツロー:Hi,how are you?のツアーでやった名古屋のはかなり良かった!

よしあき:ライブ終了後、話しかけてくれるアバズレも多かったな。あの夜。
(ライブ終了後の物販も大盛況だった2019年の名古屋講演)

石川:僕らは「映画見てるみたいだった」という感想を貰う事がたまにありますね。

はるき:なぜか分かんないけどそれ言う人けっこういるんだよな。

よしあき:素晴らしい感想だと思いました!

ゴツロー:かっけーす!一番言われて嬉しいかも。

はるき:実際、SF映画とか、少年の映画とか好きで、そこらへんの影響受けてるんですよ。曲作る時はほとんど映画見てからっすね。サウンドトラック丸パクリしてる曲とかもあります。

ゴツロー:軽部アナは万能ですからね!今日はTomato Ketchup Boysの皆様ありがとうございました!

石川:自分たちもリリースは考えてますので、その時は何か一緒にやりましょう!まず録るところからですが。

ゴツロー:武知さん!いい夢みろよ!


【オマケ】

私の可愛い弟分たちの対談読ませてもらいました!

キーマカリーズ、リリースおめでとう。
ゴッさんはラム、だいせいくんはあたる(しかもはっきりラムを好きと言ってしまうビューティフルドリーマーでの)という関係だったのか!だとしたら、よしあきくんはチェリーか!?二重の意味で!!

トマケチャの皆、宮古で会おうぜ!
そして、チョイスで会おうぜ!
もっさんのキーマカリーズとTHE SMITHSを重ね合わせた見解は面白かったよ。だいせいくんの抑揚の無さの点で「確かに」と思った!
武知くんは石原軍団にいそう!泣かないで〜!!

パッホーン!!

2020年5月10日
Hi,how are you?原田晃行