管理人:
原田晃行(Hi,how are you?)

今月の住人:
加藤寛之(すばらしか)
桑原(HALF SPORTS)
ゴツロー(キーマカリーズ)
はるき(Tomato Ketchup Boys)
よこちん(インディーインタビュアー)

今月のBGM

【4月18日(土)】
(キーマカリーズのドラマー、よしあきさん)

ゴツロー:キャッホ~!キーマカリーズの練習やってきました!新しいベースの人が以前吉田寮出入りしてたらしく、無料で練習できるんですよ。ボーカルなしの練習の時は最近は吉田寮よく使います。

加藤:吉田寮、無料で練習できるんだ!羨ましい。練習は無料が一番!

ゴツロー:そもそも吉田寮というのは、京大の学生が自治的に管理してる学生寮で、そこにあるスペースで飯食ったり、ライブとか練習したりできるんです!

桑原:寮の中にスタジオがあるって事?それとも自分達で簡易的に作ったスタジオみたいな感じ?

ゴツロー:寮の横に多目的ホールみたいな建物みたいなのがあって、一角にドラムセットやらスピーカー置いてある感じです。防音とかはほぼ無い。

原田:今、バンド練習することの是非もあるよね。

桑原:うちのバンドは関東中部のメンバーがいるので完全にアウト。移動がまずできないと言ってます。

ゴツロー:キーマカリーズはみんなスタジオと花魁パブ以外では人に会わないようにしてます。

はるき:僕らは下北沢のノアが空いてたのでこないだ深夜練入りました。

加藤:下北ノア空いてたんだ!うちも来週は練習入る予定だけど、三週間ぶりとか。

原田:バンドって予定があるから続けるっていう部分もあるじゃない。ライブが無くなったから自然消滅したとかよく聞く話で。ライブもない、練習も出来ないってなったら解散するバンド増えるよね。

ゴツロー:それはごっつ思いますね。

加藤:予定があるから続けるってのはホンマそう。モチベーションが低くなっていきますね。

ゴツロー:今は十三月のコンピの曲作るのと録音と、それ終わっても新しいメンバーと既存の曲練習したりとか結構やる事があるので、可能な限りはやり続けたいですが…。一方で世間的には望ましくないと思われても文句言えないとは思ってます。

加藤:十三月のベアーズコンピ、メンツエグいな。

桑原:メンツやばいね!OOIOOも入るのか!これだけのメンツだとさすがに気持ちの入りようもかなり違う?

ゴツロー:「中途半端なもん出せんなこれは!」って感じで気合い入りまくってます。

加藤:なんか関西オールスター感がすごいもんね。

【4月19日(日)】
(はるきさんの晩御飯)

原田:HALF SPORTSの新譜まだ現物手に入れてないすが、音源最高でした!

桑原:そうなんですよ。出したんですよ。大変な状況になってますが3月29日に音源出しまして少しでも気にかけてもらえれば嬉しいです。

ゴツロー:昨日入金してきました!すごく楽しみです!!これ知っとくとより楽しめるみたいな前情報とか秘話的なのありますか??

桑原:ありがと!ベースが女の子なのですが、今は育児に忙しく今回のベース録りはそのメンバーの旦那さんと昔から付き合いのあるTHE ACT WE ACTの五味君にヘルプで弾いてもらってます。

ゴツロー:五味さんは結構色々なバンドでベース弾かれてますよね。

桑原:今回の件で初めて五味君とスタジオに入ったんだけど、五味君の音楽に対する意識が高く、いつも緩くやってる僕らはビビリながら練習してたのでその辺の緊張感もでてるかと思う!

原田:メンタル面は腑におちる。軽部アナは母性感じるけどな。

桑原:いろんなバンドでベース弾いてるし、自分のバンドでトランペットも吹くし、DJもやるし、パンク版KUNOICHIがあるなら優勝してますね。

加藤:本メンバーじゃない人が弾いてるパターン、なんとなくアガる要素!

桑原:今回曲数としては半々にして、ヘルプしてもらいました。数ヶ月前から一緒にスタジオ入って練習してって感じ。

ゴツロー:耳とお尻をほぐしてベースに注目します!!

よこちん:モヤさまの田中瞳アナのお尻をほぐしたい!

はるき:元しょんないTVの広瀬麻知子さんにお尻をほぐされたい!

桑原:どうしても2人のピッキングのくせとかはあるのでそれをミックスで少し調整してみたいな感じで。と言ってもそこまで真剣に聴いても違いはわからないぐらい良いベースを弾いてもらったかなと。

ゴツロー:アルバムを作ろうと思った経緯はどんなですか?

桑原:今、ライブは休止して2年ぐらいになるんだけど、ライブできないなら音源作ろうかと、今年で偶然結成10周年っていうのもあって。そして、音源出したら今こんな状況でレコ発とかそれどころではないんですが…。

ゴツロー:この状況でレコ発は組めないですよね。

【4月20日(月)】
(ゴツローさんの晩御飯)

ゴツロー:HALF SPORTSの今朝届いてたので聴いてます!音めちゃくちゃ綺麗で心地イイ!ギターの空間系使った音かなりツボでした!五味さんベースもクールグッド!!
原田:Hi,how are you?も本日から配信の新曲よろしければ!今回はTR909の復刻版を使ったのが新機軸!

桑原:2人だし、打ち込み+ギターでもうTHEY MIGHT  BE  GIANTSじゃん!めちゃいいです!

原田:THEY MIGHT BE GIANTSはなかなか嬉しい。

桑原:個人的にTHEY MIGHT BE GIANTSって牧歌的な感じして、この曲もリンクするとこある。

加藤:聴いた!良い曲!冒頭からメロディに強烈なフックあって掴まれる。

はるき:ババアからひったくってる深津絵里を想像したらかわいかったです。走り方が不器用でした。

ゴツロー:僕は前に少しだけ聴かせてもらったんですが、やっぱ出だしとか歌のラインでSMAP感じました。

原田:そうそう。今回はロカビリー的な曲作ろうと思ったのが発端で、中居は昔、STRAY CATSのTシャツ着てたからね。文脈的に繋がるかもしれない。
(1997年の雑誌記事より)

ゴツロー:繋がりますかね…。具体的にはどの辺がきっかけになってるんですか?

原田:ヒルビリーバップスは参考にした。STRAY CATSも勿論。THE POLECATS、THE SHAKIN' PYRAMIDSとかのネオロカ。サイコビリー寄りではTHE KREWMENとFRENZYも。スラップの感じを打ち込みで上手く表現出来なかったのが今後の課題かな。

桑原:リリースは配信だけ?ホント曲良いし何らか形にした方がって思うけど。

原田:とりあえず配信すね!世間的にも今は物で出すよりネット通したなんかしらで出した方が伝わりやすいような気はしてます。いずれ形にはするつもりですが!

桑原:今は完全にそうだもんね〜。楽しみに待ってます!

原田:この期間録音してるバンドやリリース予定ちょっと早めてる人ら結構いると思うんですよね。ただ録音すら危ういってこの先なってくるような気もする。自分達は三蜜的にもぎりぎり録れましたけど。

加藤:僕らも配信シングル出すんだけど、なんだかんだ予定を早めた。PVも急いで作って。

はるき:最高っす!

ゴツロー:ライブで1番上がる曲や!やばーー!2:20~くらいからのベースラインは加藤さんの真骨頂!

加藤:真骨頂、ありがとやで。ルイズルイス加部を意識してる。

原田:本牧に来たのかと錯覚するような良い曲!

加藤:本牧ありがたい!まさに横山剣がボーカルだったクールスRCをイメージしてるらしい。

ゴツロー:「イイネ!」って200個くらい書いてあるTシャツをお母さんがよく着てました!

原田:ふ~ん。で?

【4月21日(火)】
桑原:会社のオフィスです。

原田:段ボールは飛沫対策すよね?

桑原:そう。しかも私が作りました。

ゴツロー:個別塾感あって良い!

加藤:バイトで個別指導の塾講師やってたよ!コツ掴めばめっちゃ楽!

原田:加藤君が塾講師はかなり似合う。

ゴツロー:笑かしたりとかするんですか?

加藤:ゴリゴリの笑かしやってたよ。家庭教師やってた事もあって、その子にはギターも教えてあげた。

原田:高層ビルディング撫でられながら。

加藤:家庭教師は、どっかに所属してマージン取られるの嫌だったから自分で営業して個人でやってた。それが一番儲かったかも。

ゴツロー:私のバイト遍歴は、高校〜大学の春休みに派遣でヤマトの工場で荷物の積み込みみたいなのを。大学入ってから今までは喫茶店です。今、店は休業中ですが。

加藤:喫茶店は個人経営?

ゴツロー:京都に何店舗かあるチェーンです。時給そんな高くないですが飯何でも食えるのが良いすね。

原田:安めぐみのお尻すごいな!

よこちん:バイトは死ぬほどやってました。大学とかその後。焼肉居酒屋、マンガ喫茶、カラオケ、引越し、ヤマザキパン、試験監督、プール監視員、コンサートスタッフなど。

ゴツロー:ヤマザキパン自分もやってたの思い出した!

はるき:自分のバイト遍歴は、日高屋→トイザらス→塾講師→派遣→イタリア料理店ですね。

原田:トイザらスいいね。

はるき:おもちゃとか見るのはほんとに楽しかったです。今ってけっこう凝ったおもちゃ多かったりして。

よこちん:とびっこ好き!

加藤:イタリアンは今も続けてる?最近バンビーノ読み返したので、イタリアン熱が。

はるき:殆ど数ヶ月で終わりましたがイタリアンの店は継続できて今もやってます。3年くらいになりますかね。僕は主にお酒作ってますが。因みに今日の晩御飯は青椒肉絲的なものを作りました。
ゴツロー:うまそー。

原田:僕のバイト遍歴は、単発も入れると、かっぱ寿司→寺の受付→レコ屋棚卸→大学の催事スタッフ→洋食屋→マンションの電球替え→小学校のワックスがけ。

加藤:電球替え→ワックスがけの流れ!

原田:ワックスがけは知らない小学校の教室入れるの面白かった。

ゴツロー:小学生の時「ワックスがけって誰がやってるんだろう?」って思ってました。

原田:高2の5月から高3の5月までかっぱ寿司でバイトしてて、月35000~6万の間を行き来する感じだったな。

加藤:高校生の時って何にお金使ってたんだろう?やっぱりCDかな。

原田:CD、漫画、服しか金の使い道なかった気がする。

よこちん:高校生の頃のお小遣いとかほんとに思い出せない!いくらだったんだろう?私服校だったので、ほとんど服とかに使ってたかなぁ。裏原とか流行った時期だったので高かった。

ゴツロー:今思うとかなり質素な生活してたと思います。大阪でライブするときは親の口座から引き落とされるピタパ使ってたので、交通費はかからなくてそれがかなりでかかった。

原田:でも高校の時点で他県でライブしてるのすごいと思うよ。OUTOとか赤痢とか昔から関西は早熟なのかな。ライブは観に行くもんだったから、高校のとき。

ゴツロー:どれくらいの頻度で観に行ってました?

原田:一応興味ないような激情のライブとかあったから月2くらいでは行ってた。

ゴツロー:そういうのは高校の内に終わらせといたって感じですか?

原田:終わらせたというかその時も今も何がいいのか全然わからない。嫌いとかじゃなく。やってるライブがそういうのしかないから。それか巨漢風俗に行くしかないって感じ。そういや今月は誕生日月割で3割引きになるんだ!けどさすがに行くの憚られるな。

【4月22日(水)】
(桑原さんの通勤BGM)

よこちん:PIZZA OF DEATHのサブスク解禁は特別テンションあがることはないけど、聴きたくなった時に盤を探さないで聴けるのはありがたいし懐かしいな。どっぷりだったから。部屋整理しててそういうTシャツもたくさん出てきました。

原田:Hi-STANDARDはよく知らなくて、どの辺の世代がドンピシャなのかな?

よこちん:ハイスタは自分よりもちょい上が世代かな?ハワイアンの1枚目が中3か高1くらいなので。やはり自分はゴイステ世代。

原田:バードランドとかは当時は行ってないんですか?

よこちん:旧バーランは何度かだけ!バーランに出るくらいの、今では超観たいようなバンドの情報が自分の周りでは全然入ってこずで。他にもたくさんハコがあったのがよくもわるくも。

原田:山形の高校生にとって仙台は東北の東京みたいなもんなんで、タワレコあるだけでキラキラして見えましたよ。

よこちん:自分の高校時代、仙台はツアーバンドはよく来た方だと思うけど、周りはメロコアと青春パンク一色だったので、友達や先輩のコピバンか、そういうのを年に10回とか観に行ってたかな。

はるき:うどん作りました!!
よこちん:今みたいにSNSやネットの時代ではなく、雑誌やライブハウスに貼られたポスターで情報得てたね。18歳くらいからスナッフィーやらそっち系をひとりで通販とディスクノートやグローブレコードという仙台のレコ屋で掘って。

原田:仙台と言えばディスクノートですよね!

よこちん:これの青いのめちゃめちゃ自慢げに大切に使ってた!ダハハハ!
原田:安孫子さんも峯田さんも仙台にCD買いに行く話なんかしらでしてますもんね。

よこちん:銀杏をはじめ、若かりし頃、東北の人は仙台に買い物しにきたエピソードがたくさんあって、親近感湧いたのは好きになる要素としてはあったかと。いい街です。

原田:「あぶない刑事」でも仙台ロケの話ありますしね。よこちんさんが上京したのって19とかすか?

よこちん:上京したのは人生が狂い始めてからなので23歳目前の時!なので、タメで同じような音楽好きな人でも東京の人とか、大学上京組と話しても実体験とかギャップある感じなんだよね。

ゴツロー:今夜は、だいせいとまぜそばです。
よこちん:地方で悶々としてたし。同世代がとっくにマニアックな方に先行ってるのに自分は少し下の世代が熱中してるようなのもまだ全然聴いてたっていう地方あるある。

原田:僕は同級生が聴いてる音楽がいいわけがないと思いながら過ごしてました。

よこちん:それでいうと原田くんはめちゃエリートというか独自に掘っていてさすがだなー!っていつも話聞いてて思ってた!

【4月23日(木)】
原田:お昼御飯はお茶漬け。これを素手で食べるのが美味しい!

よこちん:一昨日、「踊るさんま御殿」で、会社のかわいい女の子が給湯室で自宅から持ってきた白ごはんにお茶漬けかけて食べてるのを見て冷めてしまったのが「自分が小さい人間だなと思ったエピソード」として紹介されてたんだけど、女の子の「これ冷めるわー」ってのある?

原田:椎名林檎好きな女子に冷めますね。

加藤:椎名林檎を聴いてたって人はいるけど、信者はいないな~。

原田:浅井健一も向井秀徳も椎名林檎と絡んでるからそういう目で見ちゃうし、その辺にはどっかで入り込めなかったってのはあります。

はるき:男子の前でも平気で下ネタ話せる女の子は冷めますね。でも口調がきつい女の子は好きです。

原田:Mってことか。ロビン・スコットの。

はるき:どうなんすかね〜。高校生の時から自問してるんすけど答えは未だ分からずっす。

ゴツロー:酒を乾杯するところをインスタのストーリーに上げてる人見ると気分下がります。気持ちとは裏腹にブリーフの中は上がりますが。

加藤:完全に実体験なのですが「わたし二郎とか一人で食べ行くんですよ」とか「わたしよくソロ焼肉するんです」とかわざわざ言ってくる女性がかなりキツイです。

桑原:「ひとり○○女子」はたしかに苦手。少し前は女子アナがひとりでよく牛丼屋に行くって自己紹介の時に言ってたよね。

よこちん:「下ネタ女子」も「ひとり○○女子」も苦手わかるな~。だけど、結局キャラによるかも。

加藤:わりと「ひとり○○女子」って社会的にもネタになってる気がするんだけど、時々遭遇するのがマジで不思議。

はるき:「食べそうな体型してて振り切ってる」か「食べても太らない」って自慢してるような気がします。

加藤:その考察は興味深い!僕は完全に「わたしオッさんだから」タイプの妄言だと思ってた。

よこちん:「ひとり○○」は渋さというかおっさん親しみアピールかと思ってたから、はるきくんの意見おもしろい!

原田:食べても太らないか…。

【4月24日(金)】
原田:ローランドのCR-80買ったんで遊んでます。

桑原:ドラムマシン「欲しい欲しい」と思うけど飽きてしまいそうでなかなか手がでない。

原田:結構面白いですよ。リズムから曲作ってくのもいいかも。

ゴツロー:僕らはそうですよ。最初によしあきが曲の構成とか雰囲気をドラムで示して、それに合わせてギターがあらかじめ考えてあるコードとかフレーズをあてて、それにベースを合わせてもらって、最後に歌が乗る感じですね。

加藤:不思議な作り方だね。

ゴツロー:1年半くらい前から、1stアルバム以降のほとんどの曲はその行程で出来上がってます。

桑原:構成とか雰囲気をドラムオンリーでやるの?

ゴツロー:はい。「最初こうで、次はこうで…」みたいな展開をドラムからですね。

原田:それってクレジット上の作曲者はバンド名義?

ゴツロー:一応バンド名義になってます。そう思ったら作曲の線引きと女の子の気持ちって難しい。

原田:ヒップホップのトラックメイキングに近いね。

ゴツロー:ビートからって考えたらそうかもしれないですね。ただ一人でやってるわけではないので最初のコンセプトとはどんどんずれていく前提で作ってます。

原田:歌詞に意見したことはないの?

ゴツロー:ありますよ。言っても直しよらへんのですよ。明日オムニバスのレコーディングなんですけど、曲名が「コロナ」らしいんですよね。トホホ。

加藤:直しよらへんか。「コロナ」って曲名、ちょっとヒヤッとするな。

ゴツロー:曲名聞いた時、露骨に嫌な顔したんですが、直しよらへんわ。普段メンバー間で喧嘩とかしますか?

はるき:けっこうするかな〜。毎回じゃないけどお互い怒ってる事はあると思う。

ゴツロー:結構些細な事とかでもですか?

はるき:わりとそうかも。俺は基本なにも言わないけど、ベースのもっさんとドラムの武知で持ってる知識にずれがあったりするとよく言い合ったりしてる。

加藤:言い合うんだ。良いね!

はるき:でも、もっさんはミニスカサンタ姿が似合うんですよ。普段はメガネで静かですが、外すと一番かわいい顔してて。

桑原:それはいい情報聞いた!

はるき:更にもっさんはTHE LIBERTINESのピートの真似をして学園祭の時は首にマジックで"石川"って書いてたらしいです。