テレビってほとんど見る時間が無い生活をしているんだけど、
そんな中TVerで必ず毎週分見ているドラマがあります。
不適切にもほどがある~
阿部サダオさん扮する典型的昭和の口の悪いオッサンが令和にタイムスリップするコメディ
とくに突然始まるミュージカルがコミカルすぎて、現実逃避できるのでゲラゲラ笑いながら見ています。
阿部サダオさんが何話か、働き方改革のところで
「働き方って何?馬車馬とシャカリキ以外働く方法なんてあんの!?」って時代錯誤のセリフを言うんですけど
でも自分の世代からすると結構、馬車馬みたいにがんばればなんとかなる、みたいに思ってるところあって
すぐ休むZ世代の部下とか見てるとさー、なんだよ気合足りないじゃんって内心思っちゃうところあるのよね。
でも、馬車馬とシャカリキは現代のワーママには続かない
仲里依紗さんが現代のワーママを演じているんですけど、両立を強いられる、ロールモデルにされる側の負担の表現が分かりすぎる。正直プレッシャーだし、勝手に政治的にキラキラしたイメージを植え付けられる側のリアルを描いていてすごくいい感じなんです。
というか仲里依紗さん、程よくおばさん感がある服装、メイクと演技が疲れたワーママ感表現していていい!(というかYouTubeとかではファンキーでとんがったファッションしてめっちゃ可愛い人なんですけどね)
テレビ局で託児所を設置してもらって育児と仕事を両立、表向きキラキラしているけど、裏は全くキラキラしていない事が凄ーくわかる描写ですよね。
でもどの考え方も否定したりすることなく、世代間ギャップもあるある~くらいで嫌味が無く表現されているので
見ていて気楽だし、楽しいドラマなんですよ。
まだ観ていない方はぜひ。
そういう私も、ちょっと最近疲れが貯まっていて
でも休みたいし、子育てや子どもの学校行事とかそういうのも本当はゆっくりした時間の中で参加したいし。
一緒に頑張っていたワーママ。がどんどん振り落とされていく中で
昨日書いた退職金や積み立て、しっかり年金を貰えるだけの年収をコンスタントに稼ぐことの難しさを感じます。
ゆるい気持ちで、適当に流しているように見えても
ポイントは抑えてて、求められる成果(プラスα)はしっかり残してる、みたいなスマートな人間になりたいんだけど
自分ははたから見たら昭和的に馬車馬に動いているように見えるんだろーな、と思う事があります。
今年の抱負に書いた、効率重視、の真の意味はここにあって、
短時間で結果を出すことで、それ以外の時間を休息したり、個人的な趣味や遊びの時間を捻出したいと思っていて
少しでも時間が出来ればどうしても私たちは子育てに充ててしまいますから、自分だけの時間を確保することに罪悪感を持たないように
それが最も大事なことだと思います。
今日もドラマ楽しみです!
このドラマは平成~令和にかけてを生きている子どもたちには面白さが伝わらない部分があると思うので、夫とゲラゲラ笑いながら見るのが最高です。
メンタル不調を抱えた部下を持つ、昭和のメンタルで育ったオジサンには響くみたいですよ。