本日、6月23日は、「慰霊の日」となっております。

沖縄戦の組織的抵抗が終結した日(日本軍の司令官だった牛島中将が自決した日)として、戦争で亡くなった方々の霊を慰める日となっております。

糸満市、摩文仁ヶ丘に、平和のたまご公園という遊具がいっぱいの公園があります。ウインク
1歳から3歳までが遊べる遊具や、大人も楽しめる遊具までいろいろな遊具があります。

3月に幼稚園の遠足で、平和祈念公園に行った息子が、遊具を大変気に入って、何度か連れて行っていました。デレデレ

そのうち、遊具の近くの塔のような建物が気になったらしく、その周辺探索へ行きました。

すると、美ら蝶園というビニールハウスが…。
美ら蝶園では、オオゴマダラと触れ合い、楽しく過ごしました。

帰りに、塔の周りを回ってみると、眼下に大きな建物があり、ニコねえ、お父さん、あの建物は、なんの建物?」と聞かれました。

真顔あの建物はね。戦争で怖い思いや悲しい思いをしたことを、みんなが忘れないように、守っている建物だよ。」と教えました。

その後も、何度か公園の遊具に連れて行くたびに、ニコ戦争のことがある建物に入ってみたい。」というので、

意味がわかるだろうか?、怖いという思いだけしか残らないかもしれない。と悩みながらも、連れて行くことにしました。滝汗

館内には、戦争に至るまでの流れや、戦時中の映像資料があり、息子は、食い入るように見つめていました。

意味がわからないだろうことは、理解可能な範囲で説明しながら、展示を見て行きました。ショボーン娘は怖かったらしく、ずっと抱っこでしがみついていました。

県内外の中学生、高校生も多数、見学に来ており、沖縄戦の記憶が継承されている事に安堵感を覚えました。

最上階の展望台から、平和の火と、平和の礎を見て、真顔沖縄が中心になって、世界に平和の波が伝わってほしいという意味があるんだよ。」と教えました。

平和祈念資料館を出る時、真顔「最後の本がたくさん合った屋には、字を読めるようになったら来ようね。」と話しました。

訪れた時は盛況だったのですが、年々入館者が減っているという話題も耳にします。

国会議員の方が、戦争を肯定するような時代になった今、記憶の継承が絶対的に必要になっていると考えます。

学校単位の利用だけでなく、各家庭や個人で、沖縄戦から現在までの流れを学ぶことが求められているのではないかと感じています。

沖縄には、次の世代に伝えていくべき、過去の歴史があります。

再び戦争の惨禍が、巻き起こることが無い様に、あの戦争が元で亡くなられた方々の魂に

「もう2度とあの様な出来事は起こさせませんから、安らかにお眠り下さい。」と誓っていきます。