0から3歳児の子育て中の方、必見!
小学校低学年までで言葉の発達が遅いなぁ?と疑問に思っている保護者の方もご覧下さい。

「非認知能力」って何?という方はこちらから↓


元の本では、第3章「対話する」に入っていたのですが、記事の長さの都合で割愛しておりました。

「3000万語の格差」について、

なんじゃそれは?と思った方も多いかもしれませんが、アメリカの社会学者、ベティ・ハートとトッド・リズリーの研究のタイトルです。

幼児期に聞いていた単語量が、学力と直接関連を持つだけでなく、I.Qや九歳時点での学力にまで影響するという結果が出ているんですが、その差がハンパないです。

0歳から3歳までで、もっとも言葉かけが少なかったケースでは1300万語で、もっとも多かったケースでは、4500万語約3000万語の差があるそうです。

マジでポーン滝汗ゲッソリ

って数ですよね。

気になったので考えてみると、「平野レミのお料理ブック」をフラッシュに直した時、スライド数が380ぐらいでした。短い単語は1スライドにまとめたものもあるため、だいたい400単語ぐらいあるとして、多い時は1日に8回とか読まされる時もあるので、平均5回として400×5=2000。

1日2000単語が365日で72万語、3年読み聞かせすれば、72万 ×3=約210万語。ダメだ・・・。全然足りない。ゲロー

日常的な会話などで、一万語超えてないと厳しい計算ですね。

調べてみると、平均で女性は1日に2万語、男性は7000語話すというアメリカの大学の研究結果があるそうです。

お母さんが1日に話す言葉の半分が赤ちゃんに向けられていれば、1日1万語×365日=365万語。それが3年で、約1000万語。

どうも、普通に接していたら、アメリカの最低レベルの単語量しか聞かせられないみたいです。

うーん、参ったなチーン

ただ、「0歳だからわからないだろう」と思って話しかけないのと、「わからないはずだけど、今のうちに言葉を吸収してるのよね。」と思って話しかけてあげるのでは、のちのち大きな差が現れるということです。

うちの妻が仕事から帰ってくると、マシンガンのようにその日あったことを喋り続けるのですが、女性は1日に6000語話さないと、ストレス解消できないという研究結果もあるそうですから、せっかくの聞き相手として、0から3歳児の子育て中のお母さんは、思っていることをどんどん話してみるといいかもしれません。

旦那さんのグチとかなら1日5万語も夢じゃない?滝汗

というわけで、「3000万語の格差」でした。

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