地理、歴史、生き物観察や地学のネタの詰まった湧き水探索はいかがでしょうか?
垣花ヒージャーに来ています。
視界が開けて
こんな泉が現れます。
昔は、サワガニやエビ、イモリなどがたくさんいたのですが、今回は出会えませんでした。
子どもの頃父親に連れてもらって、親戚の子供達と遊んだ懐かしい場所です。
父は私が10歳の時に他界したのですが、その父から
「湧き水は、飲み水、洗濯用水、畑に撒く水として欠かせないから、水道の無い時代は、湧き水の周りに集落ができたんだよ。」
と教えてもらいました。沖縄では、古くからの集落の中心に湧き水があることが多いです。
垣花ヒージャーは、三段に分かれていて、
1段目は飲み水用。
2段目は、洗濯用。
3段目は、家畜などを洗ったりする雑用水。
その下には、段々畑が広がって、棚田になっています。
琉球石灰岩というサンゴの死骸などからできた地層の中を、水が通って、島尻層群と呼ばれる水を通さない地層との境目から湧き出てきます。
石灰岩の中を通るので、水の中に石灰成分が溶けており、いろんなものを固めてしまいます。
沖縄では、この石灰化作用のおかげで、動物の化石が残りやすくなっており、化石人骨などがよく発見されます。
などなどいろいろな、学びが出来る湧き水探索、沖縄にお越しの際は是非垣花ヒージャーへお越し下さい!
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