高校の化学とか苦手だった方、

子どもには中学校からの理科ができるようになって欲しいという方は、子ども達に、是非、「砂場遊び」をさせて下さい。ウインク


ロバート・フルガムさんの「人生で必要なことは、全て幼稚園の砂場で学んだ。」ではありませんが、

「物体が粒子から構成される感覚」

を身に付けることができます。

分子・原子論の根本は、「全ての物質は粒子からできている。」という考えですが、公式な教育課程では中学校の理科で初めて習います。

なんの予備知識も無く育てられた子どもは、この頃には、「水は水でしょ。粒からできてるなんて言われても意味わかんない?」という状態になっていることが多いです。チーン

砂場で型抜き遊びをしたり、バケツに詰めた砂をサラサラこぼして山にかけたりする経験は、

小さな粒が集まって物を形作ったり、液体の様に流れたりすることの理解につながります。

さらに、水を加えて、粒同士がくっつきやすくなることや、水と一緒に流して塊ができる経験をする事で、「粒同士をくっつける力」がある事も認識できます。

レゴブロックなども、小さな部品から全体ができる事の理解に有効ですが、
砂場に勝る感覚教材は無いと思います。

小学校ぐらいまでに、「世界の全ての物質は粒が繋がってできているんだよ。」と教えるとスムーズに理解できます。

特に、砂場で粒から形が出来る感覚や、砂の集まりが水の様に流れる感覚、粒同士が何かの力でくっつく感覚を身につけていればなおさらです。

是非、砂場に行く時は、バケツと型抜きの道具を持っていき、

ポーン「あー!砂のつぶつぶが集まって形ができたねー。」とか、

真顔「水みたいに流れるね。不思議だねー。」などの声かけをしてあげましょう。

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