過去記事「リニューアルしました!指算脱出作戦その1」では、「パッと見、いくつ?ゲーム」で、繰り上がりの無い足し算が出来るようになることをお話ししました。
動画があります。→「パッと見、いくつゲーム」
次は、
「10になったら取り替えるゲーム」です。
繰り上がりのある足し算で指算する原因は、10でまとめる意識がないことにあります。
「パッと見、いくつゲーム」で、右手で6円、左手も6円出してみましょう。
ほとんどの子が、数えます。「いち、にー、さん、…じゅう、じゅういち、じゅうに。」
10でまとめる意識のある子は、「じゅう」を数えた時、一旦分けてから、次の2つを数えます。
10でまとめる意識のない子は、「じゅう」と「じゅういち」の間で特に変化なく数えます。
繰り上がりや繰り下がりの計算ができない、又は指算する場合は、チェックしてみてください。
10でまとめる意識を持つには、
「10になったら取り替えるゲーム」をします。
1円玉を使っている場合は、10円玉を追加します。算数セットのブロックを使っている場合は、紙製の10のまとまりブロックがあるのでそれを使います。
5と5で10から始めて、
4と6で10、
3と7で10、など10を作ったら、10円玉に取り替えます。
親子でする時は、どっちが早く取り替えるか勝負というと盛り上がります。
追伸
ゆっくりくらすさんがリブログしてくださったのでご紹介しておきます。遊びで算数の基礎が鍛えられていることがわかる実体験が書かれています。↓
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ウチの学級で指算脱出に大活躍↓