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healthy for the future 英国の犬達の転換期1

さて現在(3月8~11日)、youtubeにて絶賛、
英国の犬のお祭り「crufts2012」の開催がライブストリーミングされています。こちら

ドッグショーの他に、アジリティ、オビディエンス、
アシスタントドッグ、ポリス/ミリタリードッグ、猟犬、
ペット、レスキューすべてのジャンルを網羅した
世界最大規模の「犬と人のお祭り」です。

昨年は4日間、初イギリスにしてひとりでバーミンガム郊外にある
幕張メッセ巨大版のような展示場に張り付いて、4日間どっぷり浸かっておりました。
その半ば、あの巨大地震が東日本を襲いました。幸い我が家が6強にも関わらず、
瓦屋根がちょっとぶっ壊れて他には軽めにあちこち壊れたくらいで
家族も水道や電気もなにもかも無事だったので
そのまま、予定通り旅行を終えました。
たぶん、これからずっとこのcruftsの時期になるたびに思い出し続けると思います。
今年は行かずでしたが、また来年あたりは…行くかな~?
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さてさて、そのCrufts。121回目の今年は大きな変革が訪れています。
いまから3年前。BBCでひとつの、論争を巻き起こした番組が放送されました。
[Pedigree Dogs Exposed]と題されたその番組が
追求したのはドッグショーに出るために
ブリーダーたちによって作られる犬達の
健全性問題に主題を置いたものでした。
いわゆるインブリード、近親交配による遺伝病の発症や、
行き過ぎのスタンダード偏重によって奇形に近い形に
完成されてしまった犬たちなど、
関係者の声を織り交ぜながら作られた番組は
英国の愛犬家たちに衝撃を与え、世論の批判が高まりました。

それまでBBCは英国KCからCruftsの放送権を得て、
開催期間中は中継する友好的関係でした。
しかし、その番組放送を境にBBCはCruftsから撤退します。
同時に、Dog Trustなどもスポンサーから撤退。
(昨年は家具メーカーが冠スポンサーについていましたが、
今年は不況もあいまってか撤退し、冠スポンサーなしの開催です。)
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その番組を受けてケネルクラブがとった対応は素早く
不健全な姿になっている犬種にたいして、
昔の無理のない姿への変更を通達しました。
そして2012年。今年から、いくつかの犬種に対してドッグショーにおいて
健康診断をクリアした犬にのみ賞を与えるようになりました。

指定された犬種は15種。
バセットハウンド、ブラッドハウンド、ブルドッグ、チャウチャウ、
クランバースパニエル、ボルドーマスティフ、
ジャーマンシェパード、マスティフ、ナポレオンマスティフ、
ペキニース、シャーペイ、セントバーナード、フレンチブルドッグ、
パグ、チャイニーズクレステッドドッグ

犬種によってはワーキング(実用目的)とショーで
かなり異なるタイプになってしまった犬もいます。
(ジャックラッセルも英国のワーキング目的と、
愛玩/ショーのために改良されたオーストラリアタイプではかなり異なる)

ドッグショーの本来の目的はなにか、
原点回帰する時期がきているのかもしれません。

続きます。

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