Healthy for the future 英国の犬達の転換期 2
さてさて、BBCが撤退してしまった英国最大の犬の祭典、Crufts。
今年はyoutubeで、開催期間中ずーっとメインアリーナを生中継しています。
朝から夕方まではアジリティ・フライボール競技会
アシスタントドッグやミリタリー・ポリスドッグのデモンストレーションなどを放送し、
夕方からドッグショーのグループ戦を放送しています。
最終日、日曜日は現地時間20:30から各犬種グループから
選ばれた犬達による決勝、Best in Show選出が行われます。
日本時間では明け方ですが…。
さてBBCのPedigree Dogs Exposed が放送されてから
3年。今年2月下旬にその続編が放送されました。
[Pedigree Dogs Exposed - Three Years On]
継続的な取材と、浮かび上がる問題点について追った内容で
今回はダルメシアン、ボクサー、パグを取り上げていました。
そして今開催中のCrufts。
開催初日にブルドッグとペキニーズのグループ戦選出犬が
獣医による健康診断で失格とされ、BOB(best of breed)を取り消されました。
そして二日目にはクランバースパニエルが同じ憂き目に。
こちらのクランバースパニエルはヨーロッパから参加した犬ですが、
関節などの検査はすべてクリア。
しかし、眼瞼外反(下瞼がダラーンとしている)のため失格という
かなり厳しいものになっています。
この決定に対してブリーダー側は猛烈に怒っております。(まあ当然だけど)
ちなみにこのCruftsのショーは1人のジャッジが1犬種を担当して行います。
当然、ジャッジはその犬種を知り尽くしたエキスパートです。
そして獣医によるチェック、クリアしたらブリード戦へ。
しいていえば最初に獣医チェックしてから出陳できれば
無駄無しだと思いますが…。このやりかたは「天国から地獄へ」。
失格になった犬のブリーダーには、
ブリーディングを教わった先輩がいるはずです。(突然犬を買ってきたのでなければ)
その先輩にも先輩が。この問題はいまに始まったことではなく、
脈々と受け継がれてきた純血種全体の問題です。
次の百年に向けて、いま犠牲を払っても
やらなければいけない問題かもしれません。
もしかすると、数年後にはイギリスの犬と他の国の犬は
別な方向へ進んで行くかもしれません。
姿は『いま思うその犬種らしさ』を持っていても
身体のどこかに負担が大きくかかっている犬よりも、
「姿は変わってしまったけども」身体の負担が軽減された犬のほうが
犬にとって幸せだと思います。
今回のこの英国ケネルクラブの決断は
ドッグショー、ビューティーコンテストに偏重しすぎた
時代の終わりかもしれません。
Cruftsは商業的な面もありますが、(さすが大英帝国、商売じょーず。
フードやドッググッズ等の出展がすごく多いし、
世界中から商業ブリーダーが犬の商談に来ていたり…まさに見本市。)
KCが行っているブリーディングに対する取り組みや、
犬の飼い方、迎え方、そして共に楽しむ方法など
多くことを学べる場でもあります。
仕事していたり、家族がいたりすると
なかなか簡単にいける距離ではないかもしれませんが…
犬と人の関係を学ぶには本当に良い場です。
日本じゃ出来ないな~。目がお金の商業人ばかりで。

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今年はyoutubeで、開催期間中ずーっとメインアリーナを生中継しています。
朝から夕方まではアジリティ・フライボール競技会
アシスタントドッグやミリタリー・ポリスドッグのデモンストレーションなどを放送し、
夕方からドッグショーのグループ戦を放送しています。
最終日、日曜日は現地時間20:30から各犬種グループから
選ばれた犬達による決勝、Best in Show選出が行われます。
日本時間では明け方ですが…。
さてBBCのPedigree Dogs Exposed が放送されてから
3年。今年2月下旬にその続編が放送されました。
[Pedigree Dogs Exposed - Three Years On]
継続的な取材と、浮かび上がる問題点について追った内容で
今回はダルメシアン、ボクサー、パグを取り上げていました。
そして今開催中のCrufts。
開催初日にブルドッグとペキニーズのグループ戦選出犬が
獣医による健康診断で失格とされ、BOB(best of breed)を取り消されました。
そして二日目にはクランバースパニエルが同じ憂き目に。
こちらのクランバースパニエルはヨーロッパから参加した犬ですが、
関節などの検査はすべてクリア。
しかし、眼瞼外反(下瞼がダラーンとしている)のため失格という
かなり厳しいものになっています。
この決定に対してブリーダー側は猛烈に怒っております。(まあ当然だけど)
ちなみにこのCruftsのショーは1人のジャッジが1犬種を担当して行います。
当然、ジャッジはその犬種を知り尽くしたエキスパートです。
そして獣医によるチェック、クリアしたらブリード戦へ。
しいていえば最初に獣医チェックしてから出陳できれば
無駄無しだと思いますが…。このやりかたは「天国から地獄へ」。
失格になった犬のブリーダーには、
ブリーディングを教わった先輩がいるはずです。(突然犬を買ってきたのでなければ)
その先輩にも先輩が。この問題はいまに始まったことではなく、
脈々と受け継がれてきた純血種全体の問題です。
次の百年に向けて、いま犠牲を払っても
やらなければいけない問題かもしれません。
もしかすると、数年後にはイギリスの犬と他の国の犬は
別な方向へ進んで行くかもしれません。
姿は『いま思うその犬種らしさ』を持っていても
身体のどこかに負担が大きくかかっている犬よりも、
「姿は変わってしまったけども」身体の負担が軽減された犬のほうが
犬にとって幸せだと思います。
今回のこの英国ケネルクラブの決断は
ドッグショー、ビューティーコンテストに偏重しすぎた
時代の終わりかもしれません。
Cruftsは商業的な面もありますが、(さすが大英帝国、商売じょーず。
フードやドッググッズ等の出展がすごく多いし、
世界中から商業ブリーダーが犬の商談に来ていたり…まさに見本市。)
KCが行っているブリーディングに対する取り組みや、
犬の飼い方、迎え方、そして共に楽しむ方法など
多くことを学べる場でもあります。
仕事していたり、家族がいたりすると
なかなか簡単にいける距離ではないかもしれませんが…
犬と人の関係を学ぶには本当に良い場です。
日本じゃ出来ないな~。目がお金の商業人ばかりで。
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