【Vissel Report 2017】 第20節 vs 柏 (2017.08.05) | Football is coming home

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2017.08.05 @日立柏サッカー場(観衆:13,284人)


【Photo】











【Result】

Kashiwa Reysol 3-1 Vissel Kobe

[R]D. Oliveira('50)、Cristiano('72)、Y. Nakayama('76)

[V]M. Mihara('5)


【Line Up】

18 S. G. Kim

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39 M. Inoha

5 T. Iwanami

3 H. Watanabe

22 W. Hashimoto

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7 Nilton('76 16 H. Takahashi)

17 H. Tanaka('67 sent off)

24 M. Mihara('82 23 Y. Matsushita)

29 K. Omori('82 13 K. Ogawa)

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10 L. Podolski

19 K. Watanabe


Sub : 30 K. Tokushige 、 4 K. Kitamoto 、 9 M. Havenaar 、 21 J. Tanaka


Manager : Nelsinho


【Comment】

夢から現実へ。


毎年のように参戦している日立台でのアウェイゲーム。この地では勝てない運命なのだろうか…。


 '12 ⇒ http://ameblo.jp/pinturicchio-13/entry-11412845588.html
 '14 ⇒ http://ameblo.jp/pinturicchio-13/entry-11911325338.html
 '15 ⇒ http://ameblo.jp/pinturicchio-13/entry-12061980314.html
 '16 ⇒ http://ameblo.jp/pinturicchio-13/entry-12155782161.html


我々を歓喜の渦へと巻き込んだ開始早々の先制劇。早すぎた幸せの訪れとともに、待っていたのは守勢に回る時間が長くなる我慢の試合だった。


そのような展開を招いてしまった大きな要因は、攻守のコネクションの部分に潜在していた問題を、最後まで解消することができなかったことに他ならない。
そのキーマンでもあるニウトンがプレーに関わる回数があまりにも少なすぎたが故に、中盤での組み立てはまったくと言っていいほど機能していなかったし、チームが完全に「攻」と「守」の2ラインに分断されてしまっていたような恰好で、思うように攻撃に人数を割くことができなかった。
なかなか周囲の十分なサポートを得られないながらも、最前線で潰れ役として奮闘していた千真の頑張りが虚しくも思えたほどである。


そんな中、退場者が出てしまったことで、その戦いはより難しいものになってしまった。それが田中英雄という、酷暑の中でも力を発揮することができるピースだったから尚更…。
今村主審のジャッジの妥当性に関する賛否については、人それぞれの意見があるはずだし、試合の流れに大きな影響を与えた出来事となったのは紛れもない事実だった。それでも、一度下された裁定は余程のことがない限り覆ることはないわけで、10人となった状況下において、それ相応の戦いをしなければならなかったのではないだろうか。
端的に言うと、選手一人あたりの活動量を増やして、全員で助け合う必要があった。それはもちろんネームバリュー云々は関係なく、ピッチ上の選手全員に課せられた「使命」だったはず。
ただ、今のヴィッセルにチーム全体の活動量を増やすというミッションを遂行することは、決して容易いことではなかった。前節(http://ameblo.jp/pinturicchio-13/entry-12297914438.html )も感じたことですが、とにかく走れていない。これは単純な数字(走行距離)だけに限ったことではなく、走りの質も含めた話。
走り勝つこともできなければ、ボールポゼッションで制圧することもできない。そしてスペシャルな「個」も不発となると、正直なところそれ以上打つ手がなかった。


そういった意味では、レイソルは非常にバランスの良いチームだった。
相対的に見ても、ヴィッセルより一枚も二枚も上手だと感じたし、選手たちも各々の特色を表現することができていて、尚且つプレーのクオリティも高かった。
中でも、クリスティアーノは脅威以外の何ものでもなかったし、そのシュートレンジの広さは、もはや常軌を逸している。決勝点となったゴールに代表されるように、少しでも時間と空間を与えると、とんでもない弾道のシュートがゴールへと飛んでくる。強力な武器を持った素晴らしい選手であると、改めて感じた次第である。


そして次節は、ホームに戻ってアントラーズ戦。試合の間隔が短いこともあって、少なからずキャストの入れ替えもあることだろう。難しい相手であることは分かりきっていますが、とにかく重要なのは今季3度目となる連敗だけは、是が非でも回避しなければならないということ。
またここから仕切り直し。絶対に3ポイントをもぎ取り、軌道修正を実現したいところである。


一致団結、トモニイコウ。。。