中国・杭州から31日戻ってきました。
作品の表具をして、印材と筆を購入。
予想通り、中国の物価は値上がりしていました。
特に印材。
印材というのは、書道の作品に押してあるはんこの材料のこと。
はんこは、普通水牛や象牙、つげの木などでつくりますが、
書道のはんこは、比較的やわらかい石で作ります。
中国の杭州は、近くにこん印材(青田石=せいでんせき)の産地があるため、質、量ともに大物が安く入手することができます。
しかし、ここ近年、産出量が減り(ほんとうかどうかわかりませんが)値上がりが続いています。
去年の1.5倍位。
まあ、日本で買うよりいいものが安く手に入りますが、でも、高い。
しぶしぶ、重い思いをしてもってきました。
これで一年間、はんこを作ることが出来ます。