私はあの12歳の時のような友人は得られていない | ピンズ屋ジョーの軌跡

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PINS FACTORY(ピンズファクトリー)広報スタッフが、ゆるく、さりげなく綴る主にピンズに関するブログ

♪うぇんざないっはずかむっ…


12歳の少年達が死体を見に行く
映画「STAND BY ME」を久しぶりに観ました。


自分が思春期に観た情感が再度起こることを期待したのですが、
40歳を過ぎた今の私がそんなものを感じるわけもなく
こんなもんだったっけ?と少し拍子抜け。


と思ったら。


「私はあの12歳の時のような友人は得られていない。もう二度と…」


という、
大人になった主人公がラストで締めくくった言葉に
40歳を過ぎた私は妙に考えさせられたのでした。

自分の人生を振り返ると
決して文字通りそんなことはなく、
12歳でも15歳でも20歳でも、それ以降でも、
共に過ごした友人は各々勝るとも劣らない貴重な出会いです。


大事な友人や仲間には違いないけども、
何かの拍子で関係が遠くなることがあるのも確か。
そして、ある友人とはそのまま再会する事もなく、
ある友人とはふとしたきっかけで再び友情を温めたりもする。

それが古い友人や強烈な体験を共有した仲間だったら、
なおさらまぶしく、感慨深く感じられるんですよね。


強い、太い仲間意識でたくましく感じる事もあれば、
儚げで切れそうな細いつながりにも見えたりして。


そういうときの仲間内の共通の印として
こんな感じで ピンズを活用されました実例をご紹介します。
中学校同窓会のピンズです。
(このピンズは私の縁遠からぬ友人から製作相談が
あったものですのでここで紹介させていただきます。)


「STAND BY ME」の少年達のように
一瞬でも感情や体験を強く共有した友人達との再会。
ときにはレモン色の恋もしたことでしょう。


卒業以来、数十年。


その年月は、
オレとお前と大五郎ってな感じで
すぐにガッチリと旧交を温められるケースばかりでなく、
再会すれど「おや?誰かしら?」っていう場合も多いものですね。



ここでPINS FACTORYのピンズに対する考え方を紹介します。


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私たちのミッションは、“We give small things
the power to tell yo ur best message.”です。
つまり、“小さなもの(ピンズ)”にお客様の発する
大切なメッセージを“語る力”を与えることです。


最も重要なのは、もちろん受け取った人にすぐに
メッセージを想起していただくことです。しかし、
5年、10年、20年・・・と経って、ピンズを手に
する人が、「あの日」「あの場面」を、手のひらにあ
る“小さなもの”を渡した人の笑顔と共に思い出す
時こそ、私たちの仕事のうちの“いくばくか”が完了
する時だとも思うのです。 このミッションのために、
ピンズファクトリーは存在しているのです。


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同窓生という人と人とのつながりの中で
ピンズがこのような役割を果たせれば、
これはもう、じんわりと幸せなことだと思いました。




PINS FACTORY(ピンズファクトリー)は
オリジナル・デザインのPINS(ピンズ・ピンバッジ・ピンバッチ)を
受注製作する専門メーカーです。
http://www.pins.co.jp/