今回は、1864年(元治元年)創業の今井酒造を中心に、姫路市内の6つの蔵元が1966年(昭和41年)に合併して誕生した播州一の生産量を誇る名城酒造さんです。

 

 本年2月18日に姫路市で開催された「第12回はりま一合一会新酒の会」でお会いした営業担当の今井さんが日本酒ピンバッジに興味を持たれ、わざわざ営業会議でプレゼンしてくださり、ピンバッジ作成が決定したそうです。

 

 

 ピンバッジデザインは、名城酒造さんの垂れ幕を参考にしたデザインで、紺地に銀色に輝く名城の文字がいいですね。

 

 

 世界に誇る姫路城を指す「名城」を冠した名城酒造は、現在では、最新式の設備を持ち、一年を通して仕込むことができる「四季醸造蔵」です。このことから、ムラのない高品質の日本酒がリーズナブルな価格で開発されています。また、一方で大量生産とはまったく逆のタイプのお酒で、年に2回しか生産しない無濾過生原酒「隠し酒」なども人気です。

 

 姫路にゆかりの深い軍師「黒田官兵衛」の名をつけた銘柄や、秀吉の一子秀頼の正室で家康の孫であり秀忠の娘の「千姫」の銘のお酒もあります。千姫は、大阪落城の際に救出され、のちに徳川四天王の本田平八郎の孫である本田忠刻の正室になり、その後に本多家が姫路に移封となった事に由来するのでしょう。

 

 

そういえば、現在放映中のNHK大河ドラマ「どうする家康」ですね。家康に思いをはせながら、「千姫」を一献、如何でしょうか。

 

出典、参考文献・HP

名城酒造HP

姫路観光ナビ ひめのみち

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