2018/5/7(月)

今春、会社を卒業いたしました。
ようやく自由な身になり、子供のころからやりたかった事や趣味に時間をかけて行こうと思います。
その第1歩としてゴールデンウィーク前半に、私が30代のころに営業担当していた最も大好きなところ、高知県へ家族旅行で出かけました。
カツオ・日曜市・高知城・屋台安兵衛の餃子など食・買い物・観光を満喫しましたが、やはり趣味のピンバッジ、高知ならではの物を探しました。
そして、なんと高知市立自由民権記念館で、お会いした方からお分け頂いたピンバッジです。

高知県歯の健康キャラクター「ハハハ3きょうだい」です。
やなせたかしさんに依頼し、平成12年4月18日(よい歯の日)に誕生したキャラクターで、左から歯をまもる君(二男)、デンちゃん(長男)、ハハハのハーちゃん(三男)の三つ子です。はみがき星のハハハ大臣から地球の担当として任命され、やってきた三人が最初に降り立ったのが、自然が多くて、はみがき星とどこかにている高知県でした。「デンちゃん」は噛むことの大切さ、「歯をまもる君」は歯磨きの大切さ、「ハハハのハーちゃん」は笑顔の大切さを教えることが主な任務です。
「高知県歯と口の健康づくり条例(愛称:歯ハハ条例)」が平成23年に施行され基本計画も策定されました。これにより県下の健康イベントでのハハハ3きょうだいの活躍が期待されているようです!
 
このピンバッジをお譲りくださったのは、現在の高知歯科医師会顧問の織田英正氏です。
氏のご先祖は高知県で始めて歯科医師となり、明治のイケメン肖像写真でメディアにも取り上げあげられた織田信福氏です。
出典 https://withnews.jp/article/f0161002000qq000000000000000G00110201qq000014076A
 
高知市立自由民権記念館「友の会」が2016年夏に作成した肖像画のクリアファイルは、有名な明治維新の元勲で後の自由民権運動の主導者「板垣退助」の倍も売れたそうです! 
尚、織田信福氏だけでなく奥様の竹さんも自由民権運動の理論的指導者で急進的な私擬憲法「東洋大日本国国憲按」を起草した「植木枝盛」と出会い、高知県婦人会を発足するなど、当時では画期的な女性であったようです。やはり、高知のハチキンはすごいですね。
訪問当日は、自由民権記念館で志国高知 幕末維新博 特別巡回展vol.5「幕末維新写真展」が開催されており、たまたま当日記念館の事務室に訪れていた子孫の織田さんに出会い、ピンバッジを分けていただきました。本当に有難うございました。
大好きな歴史と大好きなピンバッジがめぐり合った素敵な旅行でした。