2017/12/17(日)

「行って楽しい、来て嬉しい、パワーあふれる都市・大阪」を世界に広めようと、府と大阪市、経済界などで作る大阪観光局が2016年考案したロゴマークです。 

このロゴは、大阪のシンボル・大阪城をモチーフに、世界最高水準の観光都市を目指し、 旅行者と住民が活発に行き交う「活力あふれる大阪」、バックの光は「世界に輝く大阪」、そして、太閤秀吉を想起させるイメージによって「歴史・文化あふれる大阪」を表している。

と解説されていますが、豊臣秀吉所用の「一の谷馬蘭後立付兜」と大阪城の正面写真とOSAKAの文字を組み合わせたデザインの様です。

豊臣秀吉所用の「一の谷馬蘭後立付兜」は、昇る朝日が後光が射したかのような、デザインの立物を有した特徴的な兜です。

「一の谷」とは、平家物語にも出てくる有名な「摂津国 一の谷」で、その峻険な崖の形を表し、「馬蘭」とは、植物の菖蒲の一種で、その葉を形どったものです。
「菖蒲」(しょうぶ)は、音が「勝負」に繋がることから、戦では縁起物とされきました。
また、太閤秀吉の威厳を漂わせたこ漆黒の艶を放つ黒漆塗の馬蘭を二十九本高くあしらいった兜は、現在でも大阪城天守閣で見ることができます。
 大阪の明るくエネルギッシュなイメージを、太閤さんの兜と大阪城をミックスジュースにしたデザイン、大阪らしいピンバッジだと思うのですが・・・。