日本酒ピンバッジの活動を始めてから、多くの方々と出会いました。中には、ご自身で応援している日本酒のピンバッジが欲しいと、蔵元さんと打合せをされ、私にピンバッジ作りを応援してほしいと依頼をいただくこともあります。
今回は、四国在住の先輩、Oさんから連絡をいただきました。
Oさんは、日本酒の大ファンであり、四国全域だけでなく中四国や九州まで飲み歩く呑兵衛の大先輩でもあるのですが、初めてお会いした時には、ショルダーバッグに日本酒ワンカップのミニチュアを沢山付けていたのが印象的な、日本酒グッズのコレクターでもあります。
そんなOさん、以前にも道後温泉の水口酒造のピンバッジを企画されています。ピンバッジは、黒いラベルの方が「仁喜多津 大吟醸酒 原酒」でもう一つが「仁喜多津 大吟醸酒 三十五」です。
また、水口酒造さんは長年の清酒づくりの技を生かし、道後温泉の地ビールとして、ケルシュ・アルト・スタウト・ヴァイツェンの4種類の生ビール「道後ビール」を製造しています。もちろん、ビールのピンバッジまで作られました。
二度目のOさんプロデュースの日本酒ピンバッジは、愛媛県今治市の醸造元 株式会社八木酒造部さんの「山丹正宗」です。
八木酒造部さんは1831年(天保2年)創業し、愛媛で育った県産の酒米にこだわり、全生産量の9割以上が愛媛県産米で、主に松山三井、しずく媛等の酒米を使用しいます。
酒造りに欠かせない良質な水は、昭和天皇陛下が今治を訪れた際にお茶の水にも選ばれたという、西日本最高峰の石槌山に連なる四国山脈からの清冽な伏流水を用いています。
そして造りは、かつて今治市から全国に派遣されていた越智杜氏流の酒造り伝承の技にこだわっています。
酒米・水・技術に徹底してこだわってできた「山丹正宗」のお酒は、清らかでやさしく、地元の食材に寄り添い、料理を引き立たせることで、地元今治で長年にわたり親しまれてきたそうです。
ピンバッジは、そんな「山丹正宗」ロゴをベースに臙脂に白抜きの文字、周囲の銀メッキの輝きがいい感じですね。
出典、参考文献・HP
八木酒造部HP
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